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難関大合格者の受験術

【苦手克服の必勝法】授業はわかるのにテストでは得点できない「数学」を克服!

東京大学|S.H

みなさんの苦手科目は何ですか? 私は高校生のころ、数学が大の苦手でした。もともと特に好きではないにせよ、中学生までは定期テストでもそこそこの点数を取れていたのに、高校に入った途端に点数は20〜30点ほどガタ落ち。それでも対策した結果、大学入試では他の科目の足を引っ張らない程度には得点することができました。今回は、私のそんな体験談をお伝えします。

授業はわかるのにテストはできない

他の教科に比べ明らかに私の数学の点数が低いとわかったのは、高1の1学期の定期試験の時。数学の先生は、「わからなかったらいつでも質問に来るといい」と言ってくださっていました。でも私、特に何かがわからないわけではない、と感じていたんです。授業は理解していたし、授業内で解く練習問題もきちんとできていた。なのに、なぜかテストだけはできない。そんな状態でした。

そんななかで一度、私がどんなふうに問題を解いているのか、先生に見ていただいたことがありました。すると、なぜ成績が伸び悩んでいたのか、すぐに判明。原因の一つは、理解することはできていた公式がうろ覚えで、使うのに時間がかかり、その割に使いこなせていなかったこと。もう一つは、計算が遅く、ケアレスミスも多発しがちなことがわかりました。「『ここが苦手なんだよね』と言っているくらいならそれほどひどい苦手ではない。本当にその科目が苦手な人は、まずどこが苦手なのかがわからない」というのをどこかで聞いたことがありますが、当時の私はまさにそれを体現していたと思います。

公式や定理を振り返る問題演習と、タイムアタック

どうしたらこの苦手を克服することができるか?ということで、まず取り組んだのが、問題演習をしながら公式や定理を振り返るという方法。私の場合、公式や定理を単品で復習したところで、また「うんうん、これは理解できる」→「やっぱりテストではできなかった……」となりますから、ランダムに問題を解きながら、そこで出てきた項目を復習するようにしてみました。この方法で受験に使う全範囲を、1年生の冬から3年生の夏ごろのおおよそ1年半かけてカバー。すると少しずつ点数も伸びてきたので、残った問題は「時間」です。のんびり解けば正答できることも多いのですが、時間制限のあるテストになると、どうしても解き終わらない問題があったり、焦ったせいでケアレスミスをしてしまう問題があったり。これを克服すべく、次に取り組んだのはタイムアタックです。

過去問や予想問題など、試験1回分がセットになっているものを使って、ストップウォッチなどで時間を計りながら問題を解く、というシンプルな方法ですが、これを繰り返していったところ、どんどん解答スピードが速くなっていきました。はじめは試験時間より少し長めのタイムリミットを設定しないと解き終えるのは厳しかったのに、最後には試験時間より5〜10分ほど短い時間を設定してもなんとか解き終わるようになりました。また、間違った書き込みをして消しゴムで消す時間がもったいないとも感じていたので、消すことのできないペンで問題を解いたり、シャープペンシルや鉛筆で解くにしても一発で整った解答を作れるように練習したり、ということも行っていました。

私の場合、伸び悩んでいたのは数学でしたが、苦手の原因がよくわからないときの対処法などはきっと、他の科目にも通じるものだと思います。この体験談が少しでも参考になれば嬉しいです。

東京大学|S.H

東京大学教養学部在学中。高校時代は公立校の外国語科に在籍し、塾に通うことなく合格をしました。みなさんができるだけ楽しみながら勉強を進められるようなコラムを執筆いたします。

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