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難関大合格者の受験術

【勝てる学習術】インプットとアウトプットのバランスを意識しよう!

京都大学|S.H

勉強は大まかに次の2種類に分けられます。知識・解き方を覚えるインプット型の勉強と覚えた知識や解き方を駆使して問題を解くアウトプット型の勉強です。この二つは極端にどちらかに偏ることのないよう、時期によって計画的に比率を変えることで成績向上につながります。そこで、この記事では数学・英語の2教科について、基礎段階と応用段階の時期別で分け、お勧めのインプット型・アウトプット型の勉強を紹介したいと思います。

数学の応用段階では問題を解く「戦術」もインプット

数学は、基礎段階ではインプット型・アウトプット型の勉強を1:1くらいの比率で行ないましょう。覚えることが多い基礎段階ではインプット型勉強に大きく偏りがちですが、この段階では理解した気になってしまうということが多々あります。しっかりとアウトプットを繰り返し、典型問題の解法を一から自分の手で作れるようにしましょう。

次に、一通り基礎段階の学習が終わり、応用段階に進んだ場合の話をします。ここでのインプット型・アウトプット型の比率は3:7くらいになるように学習するといいと思います。
注意してほしいのは、応用段階でのインプットとは問題の解法を覚えるだけではない、ということです。

数学の応用段階では、「戦術」を大切にしましょう。本番では問題集のようにカテゴリー別に問題が並んでいることはまれであり、また時間制限があります。そのため、問題を解く際に意識することや手順を自分なりにまとめて、それを覚えていくことをオススメします。「〇〇という情報が与えられていれば××を意識する」や、もっと具体的に言えば、「図形問題では図にわかっている値をすべて書いていく」などです。

このように戦術を覚えることは、問題をスムーズに解いていくことに役立ちます。わかっていても実際に問題に取り組むと忘れてしまうことが多くあるので、アウトプットもよく行ない、しっかりと身につけましょう。

英語の基礎インプットは量重視で手早く進める

英語の基礎段階において、まず重要なインプット事項といえば、語彙と文法事項の習得でしょう。まずそれらの習得に関しては、少ない数をじっくり回すより、1つ1つの事項は軽くでも、できるだけ多く何周も回すことがベターです。もちろん理解はしていた方が暗記もはかどるので、初めの方はじっくりやって結構ですが、必要以上に一つ一つ時間をかけることは避け、どんどん学習を進めましょう。

そのうえで、同時並行でアウトプット、つまり英作文や長文読解の学習も怠ることのないようにしましょう。比率は3:2くらいがいいと思います。インプット学習を一通り済ませてから始めるという人もいますが、一度覚えてもそれらは忘れてしまうものです。できるだけ同じ比率を継続して行いましょう。

次に、応用段階に進んだ時の話をします。応用段階ではアウトプット比率を高めます。比率は3:7くらいでいいでしょう。こと英語に関しては、アウトプットの繰り返しが慣れにつながり、それが読むスピードにつながります。

また、英文読解に関して、一度学習した文章を何周も読む、という学習方法をとる人がいますが、僕はあまりお勧めしません。英語には日本語とは違う文章構造があります。一度日本語で意味を知った文章を繰り返し読んでも英語の文章構造に慣れることはできません。リズム感や単語・文法の復習で1、2周繰り返すのはいいですが、それ以上繰り返すのは避けましょう

また逆に、応用段階でアウトプットだけに偏ることにも気をつけましょう。忘れた事項やまだ覚えていない単語などのインプットの時間をある程度とりましょう。

京都大学|S.H

京都大学文学部に在学しています。入学年度は2019年度です。入試制度は変わっても受験で大切なものは変わらないと思いますので、きっとみなさんの役に立つ情報をお話しできると思います。

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