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【勝てる学習術】文系受験生が秋にやるべき共通テスト「数学」対策

早稲田大学|K.K

今回は文系の方を主な対象に、秋にやるべき共通テスト「数学I・A」、「数学Ⅱ・B」対策について書いてみたいと思います。2次試験の記述とは一味違う、マーク試験の戦略を練っていきましょう。

共通テストに特化した数学の戦略が必要

まず、問われる本質的なことはマーク試験であろうと記述式試験であろうともちろん変わりません。しかし、難関大対策を今まで一生懸命してきた皆さんにとっては、ちょっと経験が浅かったり、考え方にうまく乗れなかったりなどして、点数が伸びないことはよくあります
例えば、2次対策で勉強する数列は、もっぱら漸化式を解くものばかりでしょう。しかし共通テストでは、その漸化式を立てるときに問題文から読み取って、情報を処理しなければなりません。これは私も慣れるまで苦労しました。
つまり、2次試験対策とは別個に、共通テスト対策は絶対に必要です。では、その具体的な方法を考えていきましょう。

問題を解いて解いて解きまくれ!

とはいえ、難関大対策で数学を勉強してきた皆さんにとって、あと必要なのははっきり言って「慣れ」だけです。その慣れをつくるには、もはや問題を解きまくるしかないのですね。
かく言う私も、市販で有名どころの共通テスト予想問題は、2023年度・2022年度受験用の問題全て解き、模試で出た問題も何度も解き直しました。そのおかげで数IAの「確率」では、某模試の問題とまるっきり同じ考え方をするものが出て、10分以内に完全解答できました! こういうところも予想問題や模試を完璧に仕上げておくことのメリットですね。
ただ、私の場合は少しオーバーワークだったかなと反省もしており、2次試験もまだまだがっつり対策したい現役生としては、

①模試で出会った大問は、次に解くときには10分以内に完全解答できるようにする
②有名どころの予想問題を3冊(少なくとも2冊は)やっておく

で十分だと思います。

さて、今回は秋にやるべき共通テスト数IA、ⅡB対策として見ていきましたが、いかがだったでしょうか。2次対策もしなければなりませんが、2次試験にうまく繋いでいくためにもここで足止めをくらうわけにはいきません。ご紹介した最低限の勉強は確保しつつ、2次対策をどんどん進めていきましょう。

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