秋は受験生にとって一番つらい時期かもしれません。ですが、ここを乗り越えればあとは本番まで突っ走るだけです。奮戦を持続させましょう。
さて、今回は秋にやるべき共通テストの「リーディング」対策としまして、記事を書いていこうと思います。2次試験の長文読解と共通テストのリーディングは少し毛色が違います。万全の対策で挑みましょう。
解ききるための時間配分は?
さて、受験生の皆さんならもうご存知かと思いますが、共通テストのリーディングは2023年度現在、6題の構成となっています。難関大対策で難しい長文を読んできた皆さんでも、最初のうちは時間に追われると思います。
では、どのように解く練習をしていけばよいのでしょうか? これは皆さん自身で模試を受けていく中でいろいろ試していってほしいのですが、私の経験則では
①大問3までを33分以内に終わらせる
②大問6に20分かけられるように大問4、5を調整して解く
というのが一番適しているはずです。
ここで注意してほしいのが、大問3が終わるまで時計を見てはいけないということです。一心不乱に、ただし正確に解いて、ギリギリの時間が私にとっては33分でした。また、大問6は、日頃難しい長文を読んでいる難関大受験生にとっては恐るるに足りませんので、おそらく20分を切れると思います。余った時間でマークミスの確認や気になるところの修正に入りましょう。
まずはこの時間配分を体に叩き込む練習が必要です。皆さんなら模試と予想問題1冊分で会得できるはずです。
今やるべき対策は?
皆さんが本腰を入れてやらねばならないのは、秋ですとまだまだ2次試験の対策です。また2次対策をしているなら、共通テストの長文が全く読めないことはよっぽどのことがない限りないと思います。ですから、自分がどういうふうなマークミスをするのか、どうすれば改善できるのかのメモだけ残しておいて、今は2次対策に集中しましょう。
以上、今回は秋にやるべき共通テストのリーディング対策として見ていきましたが、いかがだったでしょうか。
これからでもまだまだ得点は伸ばせます。ゆるぎない精神で秋を乗り越えましょう。