高校生活といえば、勉強はもちろんのこと、部活、学級活動、体育祭、文化祭など、青春を彩る数多くの行事が存在します。中でも花形なのは恋愛です。今回はこのような受験期の恋愛について軽く話していきたいと思います。
受験と恋愛の両立は難しい?
おそらく高校生の誰もがカップルの存在に憧れ、周りのカップルをうらやんでいると思います。部活を引退するくらいまでは、受験勉強に対する切迫感、焦燥感が強くないため、好きな人がいたり、恋人がいたりしても学校生活にあまり支障をきたしません。しかし、部活を引退し、受験が目前に迫ってくるとどうなるのでしょうか。私の周りでは、受験が近づくにつれて別れるカップルがたくさんいました。おそらくどこの進学校でもこのような傾向は強いと思います。
その一方で、何故か受験期になってから人を好きになり、付き合い出すカップルも存在します。実は、私自身が受験期の恋愛突入派だったのです。私の場合、受験期真っただ中の11月に付き合い出したため、周りからはこの時期に付き合うのは強者、などと言われていました(笑)。
私は彼女がいて、志望大学にも合格することができましたが、そうでないカップルもたくさんいました。ほとんどの場合、勉強したい意欲はあるのに、好きな人のことが頭から離れなくなり、恋人といる時間をつい優先してしまう。結果、成績が下がる。それが原因で何となく気まずくなり、ケンカをするようになる。
受験期に別れるカップルの多くが、勉強に集中できなくなることをきっかけとしていたように私は思います。
恋愛を勉強に集中するための起爆剤に!
ただ、受験生といっても、思春期真っただ中。恋愛感情を持つなと言われても無理な話です。では、どのように勉強と恋愛を両立すればいいのでしょうか。それは、好きな人を振り向かせるため、好きな人との付き合いを諦めないために勉強を頑張るという気持ちを持つことだと思います。
勉強を頑張り、成績が向上すれば、気になるあの子の印象は少し変わるかもしれません。また、何かの目標に向かって頑張る姿は、異性にとって、とても魅力的に見えます。そのため、恋焦がれ悩み続けるのではなく、好きな人を振り向かせるため、自分に興味を持ってもらうために勉強を頑張るという、ポジティブマインドを持つことが勉強と恋愛の両立できるカギだと思います。
私自身も彼女のことで頭がいっぱいになり、勉強に集中できなかった時期がありましたが、絶対志望大学に合格して、彼女と一緒に幸せな大学生活を送るんだ、という強い意志を持てたため、なんとか頑張り抜くことができました。
高校生なのですから、受験期に関係なく、恋愛はたくさんするべきだと思います。恋愛を勉強に集中できない理由にするのではなく、恋愛を勉強に集中するための起爆剤にすることで、きっと受験もうまくいくと信じています。
筑波大学|S.T
筑波大学生命環境学群生物資源学類に2019年入学しました。私の経験が読者の受験に活かしてもらえたらうれしいです。