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【勝てる学習術】英語の長文問題がはかどる要約テクニック!

東京大学|A.I

皆さんは英語の長文を読むときにどんなことに気をつけているでしょうか? すべての文章をきちんと読もうとして、結局何を言いたい文章なのか分からなかったという経験はありませんか? 特に知識のない分野の文章だと、よくわからないまま読み終わってしまいがちですよね。そうすると設問を解くときも、何となくで答えを選んだり、本文のどこに書かれていたかわからなかったりします。私もこういう経験をしてきました。
今回は、私がそれを克服するために受験生時代に気をつけていたことをお伝えしたいと思います。

受験英語において文章を要約する力は大切

皆さんは文章を読み終えた後、「結局この英語長文で伝えたかったことは何ですか」「この長文の要約をしてください」と言われたら答えられそうですか? これらに答えるには、文章の字面をただ追うのではなく、何が重要かを意識しながら読む能力が問われます。この能力は受験英語においてとても重要で、例えば東大入試では、英語の大問1に長文の要約問題があります。東大もこの能力をまず一番先に試しているのです。

要約に含めたい重要ポイントはここにある!

英語の文章はとても論理的に展開されていることが多いので、おそらく重要だろう部分とそうでない部分とでメリハリをつけて読み、重要なポイントをつかむことは簡単に実践できると思います。では、メリハリをつけて読むにはどうしたらいいでしょうか。

長文を読む際は、まず初めに、段落に着目してください。1段落目というのは、疑問提起・導入としての役割を担い、それに続く文章のテーマを示してくれます。したがって、文章全体を通してどんな内容の話になるかは1段落目で捉えることができます。

そして、最後の段落は結論がまとめられています。それまでにいろいろ述べてきたことの結論として、筆者が伝えたいことを最後にしっかりまとめてくれています。この最後の段落まで読み終えたら、最初の段落にもう一度目を向けてください。そうすると、文章全体がどんなテーマを扱い、どんな疑問を提示し、どういう結論を出すかという大枠が見えてくると思います。

この構造は、1つの段落の中でも同じです。大体1文目はその段落が扱うテーマを示し、最後の文章はその段落のまとめをしています。

したがって、究極に重要なのは、最初の段落と最後の段落、そして次に重要なのは各段落の最初と最後の文なのです。

また、別の観点からお話しすると、butのあとは大体筆者の主張が来て重要な内容が述べられますので、ここにも着目するといいですね。

これらのポイントを覚えておいて、実際に文章を読むときに大事そうな文章や段落にマークをしていけば、要約するときに自分が解答に含めたい箇所がサッと出てくると思います。

これについて、私の経験談をお話ししたいと思います。高校3年生の時の夏の東大実践模試で、英語の大問1の要約問題の文章が全く頭に入ってきませんでした。とりあえず読んでみたものの、自分が疎い分野であったからか、2度読んでもダメでした。その問題は最後まで放置して、試験時間残り5分の時に要約問題に再び取り掛かりましたが、らちが明かなかったので、私は最初の段落と最後の段落、そして各段落の最初と最後の文だけを読みそこをつなぎ合わせて要約を書きました。するとなんと、採点結果は満点でした。

これは決して、皆さんに「長文は全部読まなくていいよ!」と伝えたいわけではありません。私の経験談はあくまでラッキーなケースです。でもこんなこともあるくらいに、「重要なポイントは特定の場所に潜んでいるよ」と伝えたかったのです。


東京大学|A.I

東京大学法学部に在学しております。入学年度は2018年度です。みなさんが少しでも受験を楽しく乗り越えられるようにアドバイスをしたいです。

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