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【合格ノート術】数学は「なぜできないのか」をノートで突き止めよう!

東京大学|R.S

みなさん、普段自分で勉強する時どのようにノートをまとめていますか? 私は国数英と、世界史・日本史・物理/化学基礎を受験に使いましたが、数学と世界史・日本史はしっかりノートを作って勉強しました。それ以外の科目ではそこまで自分でノートを作る必要性を感じなかったので、毎回ルーズリーフか適当な自習用のノートでしたが。
今回はその内の「数学」のノートについて、自分のノート作りのポイントをご紹介しようと思います。

解いた問題には「○△×」で印をつける

数学に関しては、一度解けた問題をまた繰り返して解くことは「作業」になってしまう可能性があるため、一度解いた問題には優先度順に○△×をつけていました。

○をつけた問題に関しては、その問題について以前まとめたノートのページをさっと見直していました。具体的には、1. その問題の解法、2. 重要なポイント(考え方、例題)を記しておいて、さっと復習することで、なるべく時間をかけないようにしました。

△をつけた問題は解き直した後に、前回△をつけた理由を見直して、その部分が改善されたかを確認するようにしました。

×をつけた問題は、手も足も出なかった問題が多いので、もう一度じっくり納得の行くまで答案を作ってから、解説を見るようにしました。

まとめノートは作らず、解説をしっかり読み込むこと・手を動かして自分で答案を再現することを優先して勉強しました。

ノートに「自分の思考の跡」を残しておこう!

私は数学が苦手だったので、以前の自分がどうして問題を解けたのか・解けなかったのか確認することを重要視していました。みなさんも苦手教科に関しては、勉強量の確保は当然ながら、なぜできないのかという原因を突き止めることを最優先に行いましょう。それをしないと、漫然とした勉強で方向の合っていない努力をして、時間を無駄にすることになってしまいます。

そこで重要なのは、前述のようにノートにしっかりと自分の思考の跡を残すことだと思います。単に知識不足なのか、論理展開を間違えたのか、考えるべきポイントに漏れがあったのかなど、ノートを見直すことで自分のミスの原因を特定することが容易になると思います。

大前提として、ノートは人に見せるために作るためのものではないので、自分が勉強しやすいのであればなんでもいいと思います。図表でまとめたほうがわかりやすい人、文章で書いて線を引いたりして目立たせたほうが見やすい人など、やりやすい方法は人によっていろいろあると思います。自分がどんな勉強の仕方がいいのか考えることも勉強のうちです。

東京大学|R.S

東京大学経済学部に2021年4月から復学しました。中学からの苦手科目を高校で得意科目に変えた経験や、公立中高から東大に現役で合格した経験をベースに、皆さんにとって有益な情報をお届けします。

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