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【合格ノート術】「文系数学」のノートはまず自分のスタイルを探そう!

東京大学|A.I

今回は文系の私が実践していた「数学のノート術」についてお話ししようと思います。私が受験生の時に数学で実践していたノート術になります。数学以外の科目に応用できる部分や参考になるポイントもあるかもしれないので、少し覗いていってください。

よくあるノート術や友達の真似をしてみよう

私はノートを作る上で大事なのは「自分の勉強スタイルに合っているか」だと思います。人によって、授業ノートと別にまとめノートを作りたい人もいれば、一か所に全てまとめておきたい人もいるでしょう。自分の方法が確立していない人はそもそも自分がどういうスタイルでやるのが心地いいのかもわからない状態だと思います。自分の勉強スタイルに合うノート術を見つける近道は、とりあえずちまたで言われているものや、友達のノート術を真似してみることだと思います。

以下でノート術をご紹介しますが、私もずっとこのノート術だったわけではなく、自分のフェーズによって変遷を遂げてきました。また、皆さんが通っている学校や塾の授業の進め方によっても異なってくると思います。予習が必須のものなのか、その場で初見の問題を解く形で授業が進むのかによっても違うので、自分のやり方に合ったノート術をいろいろ探してみてください。

私のノート術

それでは私が塾の勉強で実際に行っていた数学のノート術をご紹介します。まず、キャンパスノートのすべてのページにおいて、右側に5行分と同じくらいのスペースを空けておくために縦に線を引いて、ノートを2分割していました。

私の通っていた塾では、授業前に自力で5問くらい解いてきて、その問題の解説を授業内で行う形式でした。私はノート1ページを1問にあて、予習の段階でノートに自分で解いた形跡を残しておきました。それを5問分(つまり5ページ)予習しておきます。この時、右側のスペースに疑問点やつまずいたポイントを自分の言葉で書いておきます。たとえば「平方完成ができない」とかそんな気づきでも書いておくといいですね。

そして授業中、予習の形跡が書き込まれたページに「授業:解説」と改行して書き、その後に先生の解説を写します。このときに自分の予習と先生の解説を見比べながらノートが取れるので、「自分がどこでつまずいたか」「どこさえわかれば得点につなげられるか」など発見が多くできるはずです。ただ漠然と先生の解説を聞くよりも、自分ができなかった原因はどこかを考えながら解説を聞くと、授業が有意義な時間になります。そして授業内で大事だと思ったポイントは、右側のスペースに書き加えていくとよいでしょう。

復習の時には、右側に書いてある「自分の気づきやポイント」を見返したり、予習と解説をもう一度見比べて、解きなおすなどしてみてください。

私のノート術は、割と予習に重きを置いていると思います。と言うのは、高3で全ての範囲を学習済みで、あとは演習を積むだけという段階で行っていたノート術だからかもしれません。でもこの時期だけに限らず、予習は大事です。予習に力を入れたいと考えている人にはこのノート術はおすすめです。

先ほど私は1ページ1問としていると書きましたが、予習もしていて授業の解説も書くとしたら1ページに収まらないのではと予想する人は多いと思います。……はい、収まらないです。そういう時は、続きを5問目を予習したページの次のページに書けばいいのです。流れが前後してしまいますが、私はそこにはこだわりがありませんでした。でも、もっと体裁をきれいにしたい人にとって、これは耐え難いことかもしれないですね……。

いろいろ説明してきましたが、皆さんも私のこのノート術だけでなくいろんな人のノート術から取り入れて、自分なりのより良い方法を編み出してみてください!

東京大学|A.I

東京大学法学部に在学しています。入学年度は2018年度です。みなさんが少しでも受験を楽しく乗り越えられるようにアドバイスをしたいです。

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