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大学入試合格のコツ

〈小論文の基本のき〉Vol.7 長過ぎる文は短く

学研のプライム講座・小論文講座担当“ドラゴン先生”

小論文対策っていったい何から始めたらいいの?「小論文の基本のき」では、そんな初心者の素朴な疑問から解説します。推薦入試で必要な小論文の書き方のコツをつかんで、志望大学合格を目指しましょう!

一文が長過ぎるとわかりにくい

小論文を書こうとすると、どこで切ったらいいかがわからなくなって、一文が長くなることがあります。すると読む人に、どこが大事なのかがわかりにくいという印象を与えてしまいます。
実際にどう改善すればよいのか、具体例で見ていきましょう。

長い文の例

 現在は少子高齢化が進んでお年寄りが増え、病院がパンクしてしまう可能性があるのでさまざまな知恵を出し合っているところだが、それだけでは難しいので、将来は家庭でオンライン診療を受けやすいようにして、ヘルパーを派遣して遠隔で治療できるようにすればよい。

整理した例

 現在少子高齢化が進展し、高齢者の患者も増えることが予想されている。そのための工夫もあるだろう。しかし、既存の医療体制では対応しきれない心配もある。そのための解決策として考えられるのは、オンライン診療の普及である。ただし、難しい電子機器の扱いについてはヘルパーの助けを借りられる体制づくりも必要になるだろう。

例文の長い一文を、5つの文に整理して分けてみました。例では文を分けた後で、「しかし、」「ただし、」などの語句を使ってつないで、筆者の主張=解決策(下線部)を提示する文章にしています。

大事なポイントは3つ。

・文章はあまり長過ぎないように、適度に区切りましょう。
・言いたいことと、補足、具体例などは別の文にしましょう。
・適度に接続詞などで補って、文と文をつなげましょう。

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