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英検に新級設置&新問題が出題!今後の対策は?[2024年秋・英検最新ニュース]

学研のプライム講座

今回は英検(実用英語技能検定)について、ここ最近における動向や、その対策について記事にまとめました。
最近、問題形式が変わったり、新しい級が追加されたりと何かと変動の多い英検ですが、ぜひこの記事を参考にして英検受験にチャレンジしてください!

最近の英検の動向をチェック!

新級「準2級プラス」が設置予定

2025年度より、英検準2級・2級の中間に相当するレベルの級「準2級プラス」を新たに設置する事を英検協会が発表しています。
英検の新しい級「準2級プラス」は、準2級と2級の間の大きなレベル差を埋めることを目的として作られます。そのため、2級合格を目指すために、2級レベルとの力量差を測る上で大きな意味を持つ試験となることは間違いありません。

英検協会のサイトではサンプル問題も公表されています。英検2級合格を目指すための1ステップとなる「準2級プラス」、ぜひ挑戦してみてください!

ライティング設問に新形式問題が追加

2024年度より、英検3級以上において問題形式に大きく変更が加えられました。
単語・語彙(ごい)、長文読解の分野の設問数が減らされた代わりに、ライティング問題に新形式の設問が追加され、設問数も大問1つ→2つに増えることとなりました。
変更点として特に注目されたのが、英検2級・準1級・1級のライティング問題で「長文要約問題」が追加されたことです。また、英検3級・準2級のライティング問題では「Eメール問題」が追加されました。

英検の新設問、対策方法はずばりこれ!

英検3級・準2級で出題される「Eメール問題」では、実は手紙・メールでの定型文に関する知識はほぼ問われません。
とにかく相手が何の質問をしているかしっかり掴み、それぞれの問いに明確に答えることを意識してください。
3級・準2級ともに、議題が何であるか、相手が何を聞いてきているかは下線等で明示されています。あくまで形式が会話文となっているだけで、求められる内容は従来のライティングと何ら変わりありません。

続いて、英検2級・準1級・1級で出題される「長文要約問題」の対策について。
この設問をこなすにあたり重要なのが、各段落読了のタイミングで「その段落が何の話をしているか」をその都度考えることです。

ところで、皆さんの中には要約問題について「どう学習すればよいのかわからない…」と不安を感じている人も多いのではないでしょうか。

学研英検ゼミで対策講座を担当している竹岡広信先生がこうした要約問題のノウハウをまとめた一冊、『英検合格のための要約問題 予想問題集』(詳しくはこちら)が発売中です。ぜひこちらもご活用ください!

さて、両方の新設問に共通して言えるのが、難しい(自信のない)表現を使うのは極力避けること。狙うのは満点でも芸術点でもなく、「合格点」です。
とにかく確信を持てる単語・文法事項に基づき、作文することを徹底しましょう!

そして最後に、英検合格に向けて非常に大切な対策の一つが、各設問に掛ける時間配分の戦略を立てること。たとえばライティング問題の比重が増えた分、それ以外の語彙・長文問題をいかに手早くこなすかが鍵となります。
わからない問題は飛ばし、とにかく得点をもぎ取れる所からこなしていくという意識を持つことが重要です。

以上、英検に関する気になる動向やその対策についてまとめました。試験に変更点が出ると聞き、慌てることも多いかもしれませんが、慣れてしまえば決して怖いものではありません。
時間配分の戦略を考えたり、ライティングの骨組みを作る演習を積んだりと、英検学習には大学入試に直結する大事な要素がたくさん詰まっています。
ぜひ皆さんも英検に全力で取り組み、いかなる入試英語にも対応可能な素地を養ってください!

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