原稿用紙の使い方・書き方
お役立ちBOX
原稿用紙の使い方・書き方
原稿用紙の使い方・書き方
字は1マスに1文字ずつ、丁寧に楷書(崩さない字体)で、書きましょう。
また、論述の場合と、要約の場合では、原稿用紙の使い方に違いがあるので、注意しましょう。
違いについては( )で示しますので、参照してください。
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題名
ほとんどの場合、何について書くかは問題文で指示されているので、題名を書く必要はありません。特に題名をつけるように指示されている場合のみ、指示に従って書きましょう。
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書き出し
一番はじめの書き出しと、段落のはじめの書き出しは1マスあけます。 「(カギカッコ)などの記号ではじまる場合でも、1マスあけ、「を2マス目に入れて書き出します。〈要約の場合:書き出しの1文字アキはしません。〉
記号の使い方
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(1) 次のような記号には、原則的には1マス使います。
。 (句点) 、 (読点) - (ハイフン) 「 」 (カギカッコ) 『 』 (二重カギカッコ) - ただし、論述の場合、次のような例外があるので、注意しましょう。〈要約の場合:このような例外なし。常に1マス使うこと〉
【例外1】句読点(、や。)、閉じカッコ(」や』)が行の初めのマスにきてしまうとき
→ 前の行の最後の文字と一緒に1マスに入れます。
(ただし、例外の例外があります。最終行最終マスだけは一緒にしません。他の場合と同じように1マスに一緒にしてしまうと字数オーバーとみなされるので、注意しましょう)【例外2】句点と閉じカッコが続くとき
→ 句点と閉じカッコを一緒に1マスに入れます。 -
(2) 「」と『』の使い分け方
会話文や引用文は、「 」でくくります。引用文の中の会話文や、書名は『 』でくくります。
(3) 次のような記号は使用しないのが基本
!(感嘆符)?(疑問符)…(省略や余韻を意味する点線) これらの記号は使わずに、文章で表現しましょう。
× ~なんて! → ◯ ~ことに驚いた。 ×~? → ◯~だろうか。
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数字の使い方
- 縦書き原稿の場合は漢数字(一、二、三……)、横書き原稿の場合はアラビア数字(1、2、3……)を使うのが原則です。
- 漢数字の場合、「十・千・万・億」のような位を表す漢数字を入れて表記しても構いません。
- 英数字の場合、2文字以上ならば、1マスに2文字ずつ入れます。
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英語(アルファベット)の使い方
- 外来語などカナ書きができる言葉は、アルファベットを使用せずカタカナで表記しましょう。
- アルファベットでの表記は一般的に、大文字は1文字1マス、小文字は2文字1マスに書き、単語と単語の間は、1マス空けます。縦書き原稿の場合は、アルファベットを横に寝かせます。
- ただし、頭文字語など固有名詞化していることばや慣用表現のアルファベット表記は、縦書き・横書きにかかわらず、アルファベットを縦にして大文字で書き、1文字1マスに入れます。
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カタカナの使い方
外来語は、カタカナ表記するのが原則です。
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段落分け〈要約の場合:段落分けは不要です〉
段落の始まりは、必ず改行します。また、段落の書き出しは1マスあけます(「書き出し」参照)。
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字数制限について
字数制限のある小論文(ほとんどの場合がこれに当たります)では、指定文字数を1文字でも超えることは許されません。また、最低限、指定文字数の8割以上は使いましょう。例えば、「800文字以内」との指定がある場合、640文字以上は書きましょう。