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難関大合格者の受験術

【勉強スケジュール管理術】オンとオフの切り替え方

筑波大学|S.T

大学受験勉強では、一日10時間以上勉強するのが当たり前です。今までこれほどの勉強量を継続したことがない人は、大変そう、病みそうと思うに違いありません。今回は、受験生のメリハリのついた時間の使い方についてお話しをしようと思います。

10時間勉強しても自由時間はある

私も学校の最後の行事であった体育祭が終わった後は、もう勉強しかやることがないのかぁ、と絶望しました。しかし、冷静に考えてみれば、仮に毎日10時間勉強したとしても、勉強時間を除いた時間は意外とあるものです。一日7時間睡眠時間を確保するとして、朝昼晩の食事時間を合計1時間、風呂や歯磨きなどの身支度を2時間とすると【24時間―10時間(勉強)―7時間(睡眠)―1時間(食事)―2時間(身支度)】、自由な時間は4時間もあります。4時間という時間はパッと見、短いかもしれませんが、私は非常に長く感じました。私の場合、この時間を利用して、友達と一緒に運動をしたり、YouTubeを見たり、筋トレを行うことによって、勉強で溜まったストレスを上手く発散することができました。

オンとオフをどう切り替えるか

一日のうちで自由に使える時間があるということを心得ていれば、休む時は休む、勉強する時は勉強するといったオンとオフの切り替えができるようになります。ただ、一日のうちに10時間も勉強すれば、頭の中は勉強でいっぱい。さらに、この自由な4時間も、勉強のことや、志望校に本当に受かることができるのか、などといった不安が付きまといます。そういった状態では、本当にリラックスできる時間はずっと少なくなってしまいます。

そこで私は、勉強のほかに、新しいことにチャレンジすることにしました。実践したのは、ダンスと毎日20分以上のランニングです。勉強の合間に好きなアーティストのダンスをYouTubeで見て練習することと、毎晩食事の後に好きな音楽を聴きながらランニングをすることを日課としました。結果、その時間は勉強のことを頭から追い出すことができました。

ストレスをため込んだ状態では、10時間の勉強を行ったとしても、実際に頭に入って身になるものは5割くらいしかないと思います。体を動かすことは、ストレス発散や頭の休憩に最も効果があります。私も、この習慣を続けたおかげで、1日10時間勉強したとしても、疲労があまり溜まらず、効率の良い勉強を行うことができました。おそらく、勉強時間のわりに、いい成績を残せたのは、このメンタルコントロールがうまくいったおかげだと思います。頭のキャパシティーを効率良く使うために、いかに頭の中をリフレッシュして勉強できるかが肝だと思います。

私の場合は勉強のほかに新しいことを始めて、意識的に頭をリフレッシュさせるやり方で成功しました。やり方は人それぞれだと思うので、自分なりのストレス発散法を身に付けることが、受験期攻略の近道でしょう。頑張ってください。

筑波大学|S.T

筑波大学生命環境学群生物資源学類に2019年入学しました。私の経験が読者の受験に活かしてもらえたらうれしいです。

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