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難関大合格者の受験術

【勉強スケジュール管理術】これでバッチリ!受験本番までの過ごし方 ~高3 編~

上智大学・法学部|M.H

気づけば高校3年生になったけれど、あと1年何をして過ごしたらいいの? 歴史科目もそろそろやばいけど、英語も全然まだ読めないし、漢文なんて忘れたし…そんな風に思っている受験生の皆さん! その気持ち、よく分かります。しかし時間は有限、刻一刻と本番は迫っています。そこで、今日は皆さんに、おすすめの学習計画スケジュールをお伝えします。これを読めば、有益な時間を過ごせるようになるはずです!

年間の学習計画を立てよう!

まず、一番初めにして欲しいことは、ざっくりした年間の学習計画を立てることです。基本的には、4月から9月までが共通テストの勉強。そして10月、11月が私立一般や国公立二次の入試対策の勉強。12月に共通テストの勉強に戻り、そのまま1月の半ばに共通テスト、終わったら2月の私立一般や国立の入試の勉強、そして本番という勉強の流れをおすすめします。手元に白い紙を用意して、12分割し、そこに書いていくとわかりやすくてGOODです。

月ごとにやることを決めよう!

ざっくりした年間の学習計画が立てられたら、今度は月ごとの学習計画を立てます。まず、4月から夏休みまでに関しては、週ごと日ごとの計画は立てずとも、月単位での目標は必ず立てましょう。ここでのポイントは、国数英はアウトプット、理社はインプットを意識した計画を立てるということです。例えば、『4月は、国数英は共通テストレベルの問題集を一冊ずつ3分の1までやる。理社は教科書準拠の問題集と一問一答の2単元をそれぞれ完璧にする。』などです。この期間は、学習が遅れている科目を優先して目標を立てましょう。例えば、理社が全然終わっていないという人は、目標は理社だけ立てておいて、1日の隙間時間に、古典単語と英語の長文読解、数学は共通テストレベルの参考書あたりを少しずつ進めます。ちょっとでも触っていないと忘れてしまいますから、この1日にいろんな科目を少しずつというのが鍵ですよ! ちなみに、理社は教科書や資料集を手元に置きながら、教科書に準拠した問題集を進めるのがおすすめです。間違えたらチェックしておいて、各科目2~3周くらいできたらいいですね。

次に、夏休み以降に関してですが、こちらは月ごとと同時に週や日ごとの計画も立てましょう。カレンダーやスケジュール帳を用意して書き込み、可視化もしましょうね。この期間のスケジューリングのポイントは、共通テスト模試や私大の過去問をひたすら解くようなスケジュールにすることです。例えば、夏休みは前述の通り、共通テストレベルの勉強です。8月中に模試全科目10回分!など月の目標を立てたらそれが達成できるように、○日は国社数の模試の大問をそれぞれ2個ずつ、▲日は英理社の模試の大問をそれぞれ2個ずつとか1ヶ月分の予定を決めましょう。

10月や11月ならこれが私立や国公立の二次になりますから、例えば10月は〇〇大と×× 大、△△大の志望学部の過去問を5年分ずつやる、などと決め、それを週や日ごとに割り振ります。受験シーズン本番までこうしておけば、あれ?この学校の問題全然解いてなかったなんてことがなくなります。また、このように本番と同じ形式やレベルのものを解くことは、一番効率的な勉強方法でもあります。ここまでにインプットしたもので抜け落ちているものをチェックしながら、問われやすい問題を重点的に覚えられるからです。もちろん1回で全部解く必要はありません。時間を測り、大問を1つずつ丁寧に解きましょう。解いたら絶対に丸つけもしてくださいね。今できない分は全部伸び代ですよ!

上智大学・法学部|M.H

上智大学法学部 2017 年合格(千葉大法政経にも合格)。自分自身の経験と大学入試を指導する学習 塾でのアルバイトで得た知見から、現役受験生に役立つ情報をアドバイスします。

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