大学受験と部活を両立させたいと考えている人はたくさんいると思います。でも、部活を一生懸命やってしまうと、その分勉強する時間が減ってしまうのではと心配、そんな人が多いのではないでしょうか。しかし、単刀直入に言わせてもらえれば、受験勉強と部活動とは両立できます! 実際に私は部活を4つ掛け持ちしながら勉強と両立させ、志望校に合格することができました。今回は勉強と部活を両立させていくために必要なことをお伝えしたいと思います。また、部活をしている人以外の方にも、効率よく勉強する方法として当てはまるので参考にしてみてください。
週末に次の週の学習計画を立てよう
確かに部活を続けると、部活に時間をとられて、その分勉強する時間がなくなってしまいます。自分が部活に行っている間に、勉強をしているライバルがいると考えると不安です。この時間の差を埋めるためには、次の2つのことを意識しましょう。
部活をしていると、どうしても1日の学習時間が短くなってしまいます。時間の限られた中で何を勉強しようと焦ると、勉強に集中できなくなりがちです。そのような事態を避けるために、時間のある土日で1週間分の学習計画を立ててしまいましょう。月曜日に何時間、どのテキストのどこからどこまでやるのか、という風に、できるだけ具体的な計画を立てましょう。あらかじめ決めたことをそのままやるだけでよいので、効率よく勉強することができます。また同時に、1週間の目標を立てることもお勧めします。「小テストで満点を取りたい」「苦手なこの分野を重点的に勉強する」など何でもいいです。目標を立てることでモチベーションのアップにもつながります。
自分に合う勉強方法を確立しよう
みなさんは英単語をどうやって暗記していますか? 私は書く作業が嫌いだったので繰り返し声に出したり、パソコンに打ち込んだりして覚えていました。このように勉強方法を確立させることには、大きなメリットがあります。自分にあった自分だけの方法がわかると、闇雲に勉強するのと効果は全然違ってきます。使う参考書や問題集にも合う、合わないがありますし、勉強する場所もそうでしょう。まだ自分に合う方法が見つけられていない人は、いろんな方法を試してみましょう。
ここで1つ、私が実際にやっていた勉強方法を紹介します。数学ですが、学校指定の問題集のほかにもう1つ、自分のレベルにあった問題集を購入しました。そして、学校の進行状況とは別に最初のページから解いていきました。その問題集が終わると、別の問題集を買ってまた最初のページから始める。こうすることで前に習った内容の復習を何度もしていました。同じ問題集を繰り返し解き直すという人が多いと聞きますが、自分には同じテキストをもう一度やるよりもどんどん新しい問題に挑戦していくほうが合っていたようです。
受験勉強に必要なことは、目標に向けた計画を立てることと、自分に合う学習方法と出会うことです。周囲の人にこうやった方がいい、などと言われても、自分が正しいと思うことは続けていきましょう。ただ、自分のやり方に自信が持てない間は、視野を広く持って、他の人のアドバイスも参考にしていろいろな方法を試してみましょう。
横浜国立大学|A.H
横浜国立大学経営学部に2017年入学しました。自分の受験生時代の経験やノートのとり方などさまざまな工夫やアイデアをお伝えできればと思います。