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【勉強スケジュール管理術】勉強計画は立てるべき?

東京大学|R.S

皆さんは、勉強計画を立ててから勉強に取り組んでいますか?先日、YouTubeを眺めていたら東大生YouTuberのある方が、「勉強計画を立てない理由」のようなタイトルで動画を挙げられていたので、今回僕は逆に「勉強計画を立てるべき理由」とそれにともなって気をつけるべきポイントについて書いていこうと思います。

勉強計画を立てるべき理由

僕は高校受験を控えた中学3年の頃から勉強計画を立てるようになりました。それまでは、定期テストの前だけ真面目に勉強するというスタイルだったため、やることも明確で、かつ日数も約2週間だったこともあり計画がそこまで必要ではありませんでした。しかし受験生ともなるとやることも増えるので、何をしたらいいのかを把握して、着実に前進する毎日を過ごしていかないといけません。大学受験は科目数もその内容も多く、闇雲に勉強していては時間を浪費してしまいます。勉強以外にも部活動をはじめとしてさまざまな活動に取り組む高校生のうちに、自分のやりたい事を複数個同時に進めていくためのタイムマネジメントを計画的にできる能力を身につければ、大学受験はもとより、今後の人生にも生きてくると思います。

勉強計画を立てるときのポイント

1. 計画は時間ではなく内容で

これは鉄則です。受験は◯時間勉強したら合格するという性質のものではなく、この問題を通してこの内容を本当に理解しているかどうかを計るといったものなので、皆さんには時間よりも今何を勉強すべきか、合格するため得点を上げるために自分に足りないものは何かを重要視していただきたいです。
※ 上の内容は勉強時間が少なくてもよいと言っているわけではありません。勉強は量か?質か?のような議論をよく見かけますが、はっきり言って無意味です。結局量と質どちらも追求する事を放棄して、サボりたくなった怠惰な人がそのような議論をしているだけなので、皆さんは量と質、どちらも大事にしましょう。

2. 大きな計画から小さな計画へ

大学受験は限られた時間の中で、自分の得点を最大化する努力をしなければいけないものなので、ゴール(=志望大学への合格)から逆算した行動が求められます。そこで、私が勉強をする時は(特に高3)1年間→3か月→1か月→1週間という形でどんどん計画を細分化していく形で立てていました。こうする事で、自分が達成すべきことに期限が設けられますし、そこから逆算してゴールまでの距離を測りやすくなります。しっかり計画を立ててしまえば、自分が今やっていることがゴールに繋がっていると自信を持って取り組めるので、あとは実行できるかどうかです。

注意していただきたいのは、計画を立てたり、それを周囲の人に伝えると、それだけで自分がそれを成し遂げたかのように満足して結局何もしない人がいるので、計画はあくまで計画であり、行動がメインという意識を持つように気をつけましょう。

3. 予備日や復習の日を設ける

皆さんはロボットではありませんし、急な予定などで計画が崩れる場合も必ずあるので、無理なスケジュールを立てたり、一度計画通りにできなかったら全部計画を無くしてしまったりするような事はしないでください。計画を立てている時は、自然と意識が高くなって自分が超人であるかのような感覚で物事を考えてしまうため、冷静になって無理のない計画を立てつつ、何もない日(計画を見直す、休息をする、やりきれなかった事をやる、やった事を復習するetc..)を必ず設けるようにしましょう。

以上が勉強計画についての私の考えです。これは受験だけではなく、他の資格の勉強であったり、部活動であったりさまざまな分野に応用できるものなのでぜひ皆さん活用してみてください。

東京大学|R.S

東京大学経済学部休学中で2021年4月から復学を予定しております。中学からの苦手科目を高校で得意科目に変えた経験や、公立中高から東大に現役で合格した経験をベースに、皆さんにとって有益な情報をお届けします。

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