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難関大合格者の受験術

【勉強スケジュール管理術】部活引退後の受験勉強

筑波大学|S.T

受験勉強を本格的に始めるのはいつ頃でしょうか。高校2年生の夏頃から始める人もいれば、部活を引退してもなかなか受験勉強に取りかかれない受験生もいます。受験勉強は早めに始めた方が絶対いいはずなのに、なぜ部活を引退しても受験勉強に取りかかれないのか、今回はこのような受験勉強を中々始めない受験生について書いていきたいと思います。

部活引退後の3つのパターン

まず、私自身受験勉強を本格的に始めたのは部活を引退してからです。それまでは、勉強は程々に行い、部活に精を出していました。私のように、部活を優先した結果、受験勉強を始めるのが遅くなってしまった受験生は数多く存在すると思います。このような受験生には3パターン存在し、1つは部活引退というのを受止め、素直に受験勉強に切り替えられる人と、もう1つは部活引退によって生まれた時間を受験勉強に充てずプライベートを充実させる人です。私は前者の方だったため、スムーズに受験勉強に入ることが出来ましたが、私の友人には、後者のように中々受験勉強に取りかからない人が数人ほどいました。その人達に共通しているのは、部活があまり忙しくなかった人達です。部活が高校生活を通して忙しくなかったため、勉強時間がたっぷりあったのと引き換えに、いざ部活引退となるとあまり実感がわかず、受験勉強への切り替えが出来ないというわけです。私の友人の場合、部活を引退してからもなお周りの友達と遊び続け、本格的に受験勉強を始めたのが夏休み後という人がいました。その人は志望校には合格出来ましたが、かなり苦労していたと思います。

一番危険なのは、このパターン

さてこのパターンではなく、部活が逆に忙しすぎて、部活引退という今までの日常生活の一部分が無くなることにより空いた時間を勉強に充てず、遊び呆ける友人も中にはいました。私が思うに、このパターンの受験生が最も苦労すると思います。部活が忙しかったのですから、当然部活中は勉強に精を出すことができなく、他の受験生と比べてどうしても勉強時間が少なくなりがちです。さらに、部活引退最も勉強時間が少ないのですから、後々苦労するのは当然のことのように思えます。しかし、今まで部活を頑張ってきたのですから、少しくらいは遊びたいという気持ちも痛いほど分かります。私の友人は剣道部でしたが、放課後練習はもちろん、朝練も強制であり、嘆いていました。そのような人達は、部活引退後に空く時間を少しでも青春に注いでもバチは当たらないと思います。

大切なことは、勉強、部活引退、遊びを上手く両立させることだと思います。部活引退後に遊びほうけても、頭の片隅には、自分は勉強しなければならないのに遊んでいて大丈夫か、などと不安が募ることが多いと思います。せっかく青春を謳歌できる時期なのに、不安がつきまとえば遊びに集中することが出来なくなります。これは非常に勿体ないことです。そのため、遊ぶ時は遊ぶ、勉強する時は勉強するといった気持ちの切り替えをハッキリさせることが、受験期攻略の鍵になると思います。私の友人に部活が忙しすぎて勉強時間が足りず、さらに部活引退後も7月くらいまで遊びほうけていた人がいましたが、その人は切り替えが上手くいったのか、夏休み後にみるみる成績を上げていき、最終的に志望校に合格することが出来ていました。

このように、受験勉強を始める時期が少し遅くても、あとから巻き返すことは可能です。勉強モードと遊びモードの切り替えを意識することで、充実した高校生活を送れることでしょう。

筑波大学|S.T

筑波大学生命環境学群生物資源学類に2019年入学しました。私の経験が読者の受験に活かしてもらえたらうれしいです。

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