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【東大生の勉強法カタログ】- 暗記編- 暗記の極意はアウトプットにあり

学研プライム研究所スタッフ

知識のインプットだけでは低効率!?「アウトプット」が暗記の極意!

  • インプット以上にアウトプットを意識する
  • アウトプット作業を複数の方法で行う
  • セットで行うことで定着度アップ

アウトプット作業がインプット以上に大切

近年、教育は「本質を理解すること」を重視しよう、丸暗記から脱却しようという方向に動いています。しかし、英単語・古文単語や物理の公式、歴史上の事件など、勉強には記憶しておくことが必要な事項があることには変わりありません。そこで暗記するわけですが、“暗記の勉強法の工夫”と言うとまず思い浮かぶのが、繰り返し読む、紙に書く、音読するなど、覚える事項をいかに脳に“インプット”していくかということだと思います。

ところが、東大生の安堂さんによれば「アウトプットなくして暗記とは言えない」そうです。重視すべきポイントはインプットの方法ではなく、インプットに必ずアウトプットを組み合わせることだと言うのです。なぜならば、覚えた内容をさらにアウトプットすることが、記憶の定着度を格段に上げることにつながるからです。 また、“定期テストで問題を解く”ことはアウトプットにあたるので、暗記の際にアウトプットも訓練しておけば、「暗記勉強はしたのにテストでは知識をうまく引き出せなかった……」という失敗も減らせるでしょう。

では、具体的に「アウトプット作業」として何をすればいいのか。安堂さんは高校生の頃、次のようなことをよく行っていたそうです。
●覚えた範囲について問題演習
●覚えたことを言葉で説明
●覚えたことを紙に書く
●覚えた範囲の問題を自作

さらに効果的! 定着度アップのコツ

暗記の際、いろいろな方法でアウトプットすれば、効果がさらに高められます。つまり、同じ暗記事項に対し、1つの方法だけではなく前段でご紹介したような複数の方法でアウトプットを行うことで、定着度が格段に上がるのです。具体的なアウトプット方法の例をあげると、古文文法を一通りインプットする作業をしたら、それに関する文法問題を解いてみて、覚えた内容を声に出して暗唱し、すべて紙に書き出し、さらに、ひっかけ問題が作れそうなものを考えてみるのもいいでしょう。

この暗記勉強のアウトプット作業は、どの教科の勉強でも効果があります。アウトプット作業で勉強に時間がかかってしまうのでは?と思うかもしれませんが、効果が格段に上がることで、かえって時間を短く節約できるようになるはずです。

アウトプットを加えるだけで、記憶の定着度が格段にアップする

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