
2026/4/14
こんにちは。
学研プライムゼミの竹岡広信です。
最近の入試では、自由英作文が非常に多く出題されるようになっています。
また、2022年から高校でも「英語表現」から「論理表現」へと変わりました。
そこで今回は、自由英作文でとても重要なポイントを一つお話しします。
それが、ファクト(事実)とオピニオン(意見)の区別です。
なぜ「意見」だけでは評価されないのか
自由英作文を書くとき、多くの人はすぐに自分の意見を書こうとします。
しかし、それだけでは評価されません。
なぜか。
意見は、人によって違うからです。
例えば「クラブ活動のメリットは何ですか」と聞かれたとき、
・連帯感が生まれる
・達成感が得られる
・友情が深まる
こういった答えが思い浮かぶかもしれません。
しかしこれらは、すべてオピニオン(意見)です。全員に当てはまるとは限りません。
自由英作文で書くべき「ファクト」とは何か
では、評価されるのは何か。それがファクトです。
例えば「クラブ活動をすると勉強時間が減る」
これはどうでしょうか。
これはほぼ誰にでも当てはまる、客観的な事実(ファクト)です。
また「普段関わらない学年の生徒と交流する機会が増える」というのも、一部は事実に近いですが、交流できるかどうかは個人差があります。
このように、どこまでが事実で、どこからが意見かを見極めることが大切です。
身近なテーマで考えてみる
例えば「制服」について考えてみましょう。
よくある意見として、
・朝の準備時間が短縮できる
・連帯感が生まれる
といったものがあります。
しかし、これもよく考えてみてください。
私服でもすぐに服を決められる人もいます。制服がなくても、連帯感が生まれる学校はあります。
つまり、これらはすべてオピニオンです。
ではファクトは何か。
例えば「どこの学校の生徒か一目で分かる」
これは明確な事実です。
このように、ひとつのテーマに対してもファクトとオピニオンを分けて考えることが重要です。
自由英作文で差がつくポイント
自由英作文で評価される人は、最初から意見を書くのではなく、まずファクト(事実)を整理しています。
そのうえで
・事実を示し
・必要に応じて意見を補足する
という構成を取ります。
これができるかどうかで、答案の質は大きく変わります。
自由英作文は直前対策では伸びません。
日頃から「テーマを見たら、まずファクトを書き出す。次にオピニオンと区別する」
この訓練を積み重ねることが大切です。
自由英作文の研究をしっかりしていきましょう。
以上です。
※この記事は下記動画をもとに、プライムゼミ編集部が再構成したものです。

学研プライムゼミ英語講師|竹岡広信先生
受験英語界屈指の人気講師。多くの東大合格者から厚い信頼を集め、東大英語はもちろん、共通テスト英語対策や英作文講座でも「視界が開けた」「伸び方が変わった」と高い評価を集めている。
授業の核にあるのは小手先のテクニックではなく、「英語ができるようになる学び方」そのもの。単語学習では“音”を手がかりにイメージで定着させるなど、理解と暗記を両立させるアプローチで、学習を「やらされる暗記」から「伸びる実感」へと切り替えていく。
この画期的な指導メソッドへの評価は極めて高く、漫画『ドラゴン桜』制作時の東大合格者アンケートでも「最も支持する英語教師」に選出。作中の名物講師のモデルとして、そのアプローチが採用された。
さらに、漫画のモデルにとどまらず、竹岡先生本人もNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」で特集されるなど、その熱い指導ぶりは広く知られている。
著書も多数。ベストセラー『ドラゴン・イングリッシュ基本英文100』(講談社)をはじめ、『竹岡の英文法・語法ULTIMATE究極の600題』『竹岡の英語長文SUPREMACY至高の20題』(いずれもGakken)など、入試に直結する“本当に必要な力”を磨く参考書を刊行し続けている。
現在、大手予備校講師として教壇に立ちながら竹岡塾を主宰。そして、学研プライムゼミの講師として、全国どこからでも最高の授業を受けられる環境を提供している。
「受験」という荒波の海。この海を渡り切る“最強の水先案内人”は、いつでもどこでも手に入る、受講者の最強の武器になるはずだ。











