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難関大合格者の受験術

【勝てる学習術】「地学基礎」は最小限の努力で効率よく満点をめざそう!

東京大学|A.I

「地学基礎」は満点を取ることができる科目です! とは言え、おそらく皆さんの中で地学基礎は優先順位が低い科目でしょうし、それは当然だと思います。私も地学基礎に時間をかけるよりは、もちろん数学・英語に時間をかけて取り組んだ方がいいと思います。したがって、地学基礎は最小限の努力で満点をとれるように勉強しましょう! 短期間の努力でもいいので、地学基礎に向き合っている間はそこにありったけの集中力を注ぎ込んでください。今回は地学基礎選択の皆さんに向けて、エールを兼ねて少しアドバイスできればと思います。

どれくらいの勉強が必要かを最初に把握しよう

勉強を始める前に、まず教科書の目次を見て、自分が地学基礎の勉強でどんな分野に触れるのかを把握してください。かなり多岐にわたることがわかりると思います。宇宙から地震から化石など、いろんな分野になります。

そして、1つの単元だけでも教科書を読んでください。この時、全部覚えようと意気込んで読まなくてもいいです。どんなことが教科書に書かれていて、自分が最終的にどんなことを覚えなければならないかを把握するために、さらっと読んでみてください。

読み終わったら、問題集(共通テストもしくはセンター試験用)を開いてください。問題は解けなくて当たり前なので解かなくていいです。どのレベルの内容が問われているのか、教科書の中のどのレベルのところまで暗記したら問題が解けるようになるのかを把握してください。教科書の太字の事項だけで足りますか? 写真を用いた問題は出ますか? これらの問題傾向を知ってください。

そして、自分が知り得た問題傾向をもとに学習を進めてください。この手順を踏むことで、無駄なものを覚えることもないし、全部を均等に頑張って覚えるのではなく「ここは頻出だ、ここはそこまで頻出ではない」とある程度濃淡をつけて、無駄のない勉強ができますね。

教科書の内容をしっかり押さえれば問題は解ける!

地学基礎は、教科書の内容をしっかり押さえたら問題を解くことができます。逆に言うと、教科書の内容がうろ覚えだと問題は全く解けません。教科書が全てと言っても過言ではないと思います。したがって、教科書をとにかく読み込んでください。細かい数字などもしっかり覚えましょう。中生代と新生代の区切りの年代はいつかなども記憶したほうがいいです。というか覚えないと他の受験生と同じ土俵に立てないです。

そして単元ごとに問題を解いてみてください。間違った問題があったら必ず教科書をもう一度開いて、どこを間違えたのか、教科書のどこに書いてある内容だったのかを確認してください。

また、例えば4択問題を解くときに、正しい選択肢がパッと見つかり、答えを見たら正解だったのでそのまま次の問題に進む、というやり方はNGです。問題演習の目的は正解を出すことでなく力をつけるためなので、それ以上のことをしなければなりません。正しい選択肢を選ぶ問題の場合、他の選択肢の文章のどの箇所が間違っているのかを自分が説明できるかを確認するチャンスです。逆に、間違っている選択肢を選ぶ問題は、どこが間違っていてどうすれば正しい文章になるかを考えるチャンスであり、それ以外の正しい選択肢で自分の知識を確認するチャンスでもあります。1つの問題から4倍学べるわけです。

こうやって教科書をベースに問題を解きながら勉強すれば、どんどん成績は上がっていきます。地学基礎は、正統な勉強法が勝ちます。

東京大学|A.I

東京大学法学部に在学しています。入学年度は2018年度です。みなさんが少しでも受験を楽しく乗り越えられるようにアドバイスをしたいです。

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