「勉強しなきゃ。あと1時間で始めよう」(1時間経過)「やっぱりもう1時間ゆっくりしよう」そんな経験はありませんか? 私は受験期間そして今でもこんな状況に陥っています。そこで、今回は休憩から勉強への気持ちの切り替え方法、休憩後にどう気持ちを切り替えて勉強に集中するか、について話していきたいと思います。
休憩はOK、その後の気持ちの切り替え方が問題
ちょっと休憩するつもりが気づいたら長時間スマホを見ていた、漫画を読んでいた。こんな経験ありませんか? 安心してください。みんな同じ経験を持っています。私も、そして東大の周りの友人も同じです。私は受験勉強時アイドルの動画を見てしまって後から罪悪感にさいなまれていました。そこで、少しの休憩後に気持ちをどう切り替えるかについてお話ししようと思います。
まず、確認しておきたいことは、休憩することは悪いことではありません。誰しも休憩を必要としますし、休憩したほうがリフレッシュされてそのあとの勉強効率が上がります。休憩することを悪いといっているわけではなく、問題は、休憩後にきちんと気持ちを切り替えられるかです。私から3点ほどアドバイスをさせていただきます。
タイマー、机に戻る、そしてときには思う存分休憩する
1つ目に、休憩に入るときに何分間休憩するかを決めてタイマーをセットしておく。タイマーに休憩終了時刻を知らされると、なんだか学校のチャイムのような気がしませんか? 頭の中で「何分まで休憩しよう」と思うよりも、アラームに言われるほうが「やらなきゃ」感を覚えると思います。
2つ目に、休憩中に勉強机から離れていた人は、休憩終了時刻になったらとりあえず勉強机に戻ってみてください。まだやる気がわいていないとしても、勉強机に戻って、やらなければならないことが山積みになっている状況を目前にしたら「さすがにやらなきゃ」と思いませんか?自分にある種のプレッシャーをかけてみてください。
3つ目に、今までの趣旨と外れてくるかもしれませんが、思い切って思う存分休憩してみてください。勉強から離れてみてください。どうですか、罪悪感が湧いてきませんか? そしたら罪悪感を味方につけてください。「大変だ。まだやることあるのにこんなに休憩しちゃった。」こう思った後はどうにか頑張ってトップギアで勉強すると思います。そして長い休憩を取った罪悪感からしばらくは休憩なしで勉強し続けられるのではないでしょうか?
以上3点ほどアドバイスをしてきました。これらはあくまでも私なりのアドバイスであり、全員に効果のあるやり方かどうかは保証できません。それでも少しでも役に立つ考え方があったのではないかと思います。これらのアドバイスよりもさらに大事なことがあります。それは、自分にぴったりの方法を見つけることです。受験に限らず、高校の期末試験、小テスト、そして大学に入っても課題や試験は付きまといます。そういう時にすでに自分のコントロール方法を知っている人は強いです。私からの3点のアドバイスを参考にして、自分なりのコントロール方法を見つけ出してください。そうすれば、一生役に立つメンタリティを得ることができます。
東京大学|A.I
東京大学法学部に在学しています。入学年度は2018年度です。みなさんが少しでも受験を楽しく乗り越えられるようにアドバイスをしたいです。