難関大合格者・
有名講師による
大学受験勉強法

難関大合格者の受験術

【モチベーションアップ術】やる気の出ない原因から解決する

東京大学|Y.S

「勉強しないといけないのは分かっているけれど、どうしてもやる気が出ない……」
誰しもそんなことを思うことがあると思います。私も受験勉強中、そして現在に至るまで「やらないといけない状況でやる気が出ない」という事態に陥り、時間を徒過してしまうということが往々にしてありました(あります)。ではそんな時どうするか。これはさくっと解決できるように見えて実際にはなかなか対処が難しい問題です。そこで、やる気が出ない(あるいは以前はあったのに出なくなってしまった)方の解決の一助となるよう、対処法をお話ししていきたいと思います。

やる気が出ない原因を探る

まず、何事も原因に立ち戻って考えることが重要です。例えば計算ミスを多発してしまう場合に、どうしてミスが多いのかの考察を行い、その原因を治癒しないと、何度でもミスを繰り返してしまうでしょう。それと同じで、「やらないといけないのは分かっているがやる気が出ない」という状況に対して「なぜやる気が出ないのか」を考えないと、再び同じような状況になったときに苦労することになります。

では、いったいなぜやる気が出ないのでしょうか。目の前に新作のゲームがあるからでしょうか。お布団の寝心地が良いからでしょうか。甘いです。それらはあくまで表面上の原因に過ぎません。「やらないといけないのは分かっている」わけですから、一応それらよりも勉強の方が、優先順位が高いはずですよね。したがってこの問いは意外にももっと深い考察が必要なものなのです。そして私の長年の考察によると(笑)、根本原因は、①心のどこかに根拠のない自信がある ②逆に、目の前の高い壁に怯えて現実逃避している ③シンプルに身体的精神的に健康でない、のどれかであることが多いです(私は①でした)

原因別の対処法(のヒント)

ではそれぞれにはどう対処すれば良いのでしょうか。③についてはそもそも勉強どころではないので、①・②についてお話しします。

まず①のタイプ。根拠のない自信は、今回のような場合には邪魔でしかありません。したがって、ズタズタにしてやりましょう。具体的には「ヤバい」根拠を自分に示してやりましょう。成績は目標に到達していますか? やろうと思っていた参考書は予定通り進んでいますか? 本番まであと何日ですか? こうした具体的な根拠の前には上記自信、いや傲慢は跡形もなく敗れ去るでしょう。それでもなお、根拠のない自信が残っている場合、勉強に邁進する原動力になるので大切にしましょう。
要は適度な危機感を自らに煽ろうということです。うまくいけば、危機感に煽られて勉強が長続きするかもしれません。

次に②のタイプ。これは先ほどとは逆に自信を喪失してしまい、ついでに戦意も喪失してしまった、というタイプです。①の対処をやりすぎるとこうなる可能性もあります。目の前に聳え立つ壁が高く険しく、乗り越えることは不可能に思えるかもしれません。しかし一歩を踏み出しさえすれば、乗り越えられる可能性は0ではありません。この場合、とにかく一歩を踏み出すことが大事ですので、まずは騙されたと思って机に向かってみましょう。やらないよりはやった方がマシだとやけになるも良し、1日10分は机に向かうなど低めの目標を設定するも良し、とにかくなんらかの方法で机に向かうことが何よりも大事です。

机に向かおうという気持ちになることができれば、その対応策に関する情報は至る所で紹介されています。重要なのは、そうした対応策を「試してみようという気持ちになること」であり、自分自身に合った方法を身につけることなのです。

「やる気が出ない」という状況を単なる気分の問題で片付けるのではなく、その原因を探ってみることで、一歩を踏み出すことができる場合があります。特に受験勉強を始めるにあたっては、非常に大きな意味を持ちます。皆さんがその一歩を踏み出せるように応援しています!

東京大学|Y.S

東京大学法学部に在学しています。入学年度は2019年度です。少しでも早く一歩を踏み出し、継続して努力する皆さんを応援します。

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