ここでは自身の体験談を交えながら、モチベーションアップにつながるコツを紹介していきたいと思います。
勉強をする上で大切なのは集中力と継続時間です。友達と一緒に勉強する場合、何かと誘惑があるため、集中力が続かなかったり、つい友達と会話をして時間をつぶしたりしがちです。もちろん頭をリフレッシュする上で、友達との会話は大切なものですが、一緒に勉強するなら、自分より頭のいい人と勉強することをお勧めします。
頭のいい友達と勉強したら学力がアップ
受験生になると、勉強するのはもちろんですが、何より勉強を継続するためのモチベーションアップが重要になってきます。私は、受験勉強を高校2年の冬ごろから始めましたが、受験勉強を始めたばかりの頃は、まったくモチベ―ションがあがらないまま、適当に勉強に取り組んでいました。これではまずいと思い、当時仲の良かった、頭のいい友達の隣で勉強するようにしました。
友達と一緒に勉強を続けていると、モチベーションアップできるのはもちろん、どのようにその人が勉強しているのか、どの範囲を今学習しているのかにも気付くことができます。自分と友達のギャップに気付いた私は、友達に追い付くためには今どこの範囲をやらないといけないのか、隙間時間をどのように使ったらいいのか、どのように復習をすればいいのか、色々学ぶことができました。
その結果、高校3年生の夏ぐらいには、その友達と同じくらいの学力を身につけることができ、受験までお互い切磋琢磨して勉強に取り組むことができました。
集中力と勉強量が自然と高まる環境を作ろう
頭のいい人と勉強することのメリットはたくさんあります。
わからないことがあったらその人に質問すればいいし、何よりライバル心に火がつきます。負けてたまるかという闘争心から、「もっと勉強しなくてはならない」と自分が追い込まれた環境を作ることができます。しかも、自分よりも頭がいい相手に対して、相手よりも効率よく、大量に勉強しなければ、当然追い付くことができません。
また、目標が決まっていないという人にとっては、期間が長く、身近に感じにくい大学合格という目標を設定する前に、友達の学力を超すという、身近に感じられる目標設定をするとよいでしょう。友達を目標にすることで、ライバル心に加えて、その人はどんな時間の使い方をしているのかなど、学べることが多くなります。
もう一度言いますが、勉強に必要なのは集中力と勉強量です。これらを高められる環境に身を置くことで、自然と学力も向上していきます。中でも私が今回述べた方法は、割とお手軽にそういった環境を作れるので、ぜひ実践してみてほしいです。
筑波大学|S.T
筑波大学生命環境学群生物資源学類に2019年入学しました。私の経験が読者の受験に活かしてもらえたらうれしいです。