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自由英作文で差がつく、意外なポイント

英語|竹岡広信先生

2026/3/18

こんにちは。
学研プライムゼミで英語を担当している竹岡広信です。
今回は、自由英作文についてお話しします。

自由英作文の2つのタイプを知る

大きく分けると、自由英作文には2つのタイプがあります。
それは「エビデンス(根拠)が必要な問題」と「その場で思考力が問われる問題」です。

エビデンスが必要な問題とは
例えば「ファストフードは体に悪いか」というテーマがあったとします。
このとき、ただ「体に悪いと思う」と書くのでは不十分です。

仮にファストフード会社の社長の前で同じことを言えるかどうか、そこを考えてみてください。
つまり、クレームではなく論理的に説明できるかどうかが問われているわけです。
そのためには「カロリー」や「栄養バランス」「健康への影響」といった具体的な根拠が必要になります。

では、どうやって準備するか?
自分の志望大学で、こうしたエビデンスの必要な問題が出ている場合は、普段から新聞などでエビデンスを集めておくことが必要です。

また、例えば「東京都内で救急車は有償化すべきか」というテーマが出たとします。
・無駄な出動はどのくらいあるのか

・1回の出動費用はいくらか
・軽症利用はどれくらいあるのか
――普通は、すぐには答えられません。

残念ながら多くの大学では、エビデンスのない、その場で考えさせるタイプの問題を出してきます。
例えば京都大学では、「大学の研究に必要なものは何か」といった問いが出ます。
ここでは知識量ではなく、考える力そのものが試されています。

日常の疑問がトレーニングになる

例えばこんな問いを考えてみてください。
「エレベーターとエスカレーター、どちらが優れているか」
状況によって変わりますよね。

・地下鉄ではエスカレーターが必要
・高層施設ではエレベーターが必要

・感染症対策ではエスカレーターが有利な場合もある
このように条件を整理し、判断する力。
これこそが自由英作文で問われている力です。
もちろん、それを英語で書けることが前提ですが、
本質は英語以前の思考にあります。
日常のあらゆることに疑問を持ち、判断する力を鍛えておくことが自由英作文の本質となります。

また、大学によっては資料付き問題もあります。
・グラフ・統計問題: 九州大学、名古屋大学など
・イラスト描写・説明: 一橋大学など
志望校の傾向を踏まえて訓練することが大切です。

自由英作文でやってはいけないこと

自由英作文になると、多くの人が急に難しい表現を使おうとします。
しかし、それは逆効果です。
自分が確実に書ける表現で書いてください。
自由度が高い問題ほど、
内容の論理性で差がつきます。

そして「自由英作文」で一番多い間違いをお伝えします。
それは「問題文を読んでいないこと」です。

例えば「環境問題について私たちに何ができるか」という問いに対して、環境問題の現状だけを書いて終わる答案があります。

これだけだと「何ができるか」の答えになっていません。

また「大学で勉強するときに、外国語以外で何を学びたいか?」という問題に
「中国語」と答える生徒もいました。
問題文を読めれば防げる、意外と多いミスです。

自由英作文は「英語の難しさ」で差がつくのではありません。
考える力と、問いに答える力で差がつきます。
ここを意識して、日頃から練習していきましょう。
以上、自由英作文についてのお話でした。

※この記事は下記動画をもとに、プライムゼミ編集部が再構成したものです。

学研プライムゼミ英語講師|竹岡広信先生

受験英語界屈指の人気講師。多くの東大合格者から厚い信頼を集め、東大英語はもちろん、共通テスト英語対策や英作文講座でも「視界が開けた」「伸び方が変わった」と高い評価を集めている。
授業の核にあるのは小手先のテクニックではなく、「英語ができるようになる学び方」そのもの。単語学習では“音”を手がかりにイメージで定着させるなど、理解と暗記を両立させるアプローチで、学習を「やらされる暗記」から「伸びる実感」へと切り替えていく。
この画期的な指導メソッドへの評価は極めて高く、漫画『ドラゴン桜』制作時の東大合格者アンケートでも「最も支持する英語教師」に選出。作中の名物講師のモデルとして、そのアプローチが採用された。
さらに、漫画のモデルにとどまらず、竹岡先生本人もNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」で特集されるなど、その熱い指導ぶりは広く知られている。

著書も多数。ベストセラー『ドラゴン・イングリッシュ基本英文100』(講談社)をはじめ、『竹岡の英文法・語法ULTIMATE究極の600題』『竹岡の英語長文SUPREMACY至高の20題』(いずれもGakken)など、入試に直結する“本当に必要な力”を磨く参考書を刊行し続けている。
現在、大手予備校講師として教壇に立ちながら竹岡塾を主宰。そして、学研プライムゼミの講師として、全国どこからでも最高の授業を受けられる環境を提供している。
「受験」という荒波の海。この海を渡り切る“最強の水先案内人”は、いつでもどこでも手に入る、受講者の最強の武器になるはずだ。

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