難関大合格への
受験勉強に
役立つ情報満載!

人気講師の動画集

リスニングが伸びない本当の理由と正しい対策法

英語|竹岡広信先生

2026/3/24

こんにちは。
学研プライムゼミで英語を担当している竹岡広信です。
今日は、リスニングについてお話ししたいと思います。

実は、私は高校生の頃、リスニングが本当に苦手でした。
僕の前の席に帰国子女の生徒がいて、リスニングの時間になると、いとも簡単に聞き取っているんですね。

あるとき、思い切ってその彼に聞いてみたんです。
「どうしてそんなに聞こえるの?(聞き取れるの?)」と。

すると返ってきた言葉は、
「なんで、そんなに聞きとれないの?」でした。

あのときは本当にショックでしたね。
でも、今なら分かります。

リスニングを伸ばすために大切なこと

私は中学生の頃からビートルズやレッド・ツェッペリンが大好きでした。
英語の歌もたくさん聴いていました。

それなのに、なぜか聞き取れない。
当時の私は、本気でこう思っていました。
「ビートルズは、発音が少し雑なんだろう」と。
今思えば、とんでもない勘違いです。あの時もう少し早く気づけばよかったのは「自分の発音が悪いと、リスニングは上手くならない」ということです。

リスニングが伸びない生徒さんの多くに共通していることがあります。
それは、母音を入れてしまうことです。
日本語は、必ず母音がつきます。しかし英語は違います。

まず、母音を入れずに聞こえた通り発音してみましょう。
リスニング対策で何より大切なのは「自分の発音を矯正すること」です。
ただ聞き流すだけでは、限界があります。

・聞こえた通りに発音する
・子音を意識する
・母音をむやみに入れない

こうした基礎訓練を丁寧に積み重ねることが大切です。

大学別に見るリスニング

では、大学別の話を少ししましょう。
一橋大・大阪大外国語学部などこれらの大学のリスニングは、極端に難しいわけではありません。
英検2級から準1級レベルの実力があれば、十分対応できます。

しかし、東大は少し事情が違います

東大のリスニングは、少し別格です。
一度、東大の問題のスクリプトを見せて「音声なしで解いてみなさい」とやらせたことがあります。

それでも解ききれないケースがありました。
その原因は耳ではありません。内容を処理する力が足りないのです。

東大では、以下の力が求められます。

・聞こえた順番で理解し
・論理を整理し
・内容を咀嚼する

つまり、読む訓練が不足していると、いくら音が聞こえても対応できないのです。

また、東京外国語大学の場合「聞こえた内容を要約せよ」という問題が出ます。
一見難しそうですが、本文中の表現を使っても構いません。
きちんと聞き取れていれば、対応は可能です。

そして、共通テスト後半は「一度聞き」が基本です。
東大は二度聞きですが、共通テスト後半は一度のみです。
これは正直、なかなか厳しい形式です。

だからこそ、先読みの訓練が非常に重要になります。
問題文を事前に読み、何を問われるのかを把握してから聞く
これだけで得点は大きく変わります。

リスニングについての大切なポイント
・まずは自分の発音を矯正すること。
・そして各大学の傾向を理解すること。
・東大は別格で、読む訓練も徹底すること。

以上、リスニングについてのお話でした。

※この記事は下記動画をもとに、プライムゼミ編集部が再構成したものです。

学研プライムゼミ英語講師|竹岡広信先生

受験英語界屈指の人気講師。多くの東大合格者から厚い信頼を集め、東大英語はもちろん、共通テスト英語対策や英作文講座でも「視界が開けた」「伸び方が変わった」と高い評価を集めている。
授業の核にあるのは小手先のテクニックではなく、「英語ができるようになる学び方」そのもの。単語学習では“音”を手がかりにイメージで定着させるなど、理解と暗記を両立させるアプローチで、学習を「やらされる暗記」から「伸びる実感」へと切り替えていく。
この画期的な指導メソッドへの評価は極めて高く、漫画『ドラゴン桜』制作時の東大合格者アンケートでも「最も支持する英語教師」に選出。作中の名物講師のモデルとして、そのアプローチが採用された。
さらに、漫画のモデルにとどまらず、竹岡先生本人もNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」で特集されるなど、その熱い指導ぶりは広く知られている。

著書も多数。ベストセラー『ドラゴン・イングリッシュ基本英文100』(講談社)をはじめ、『竹岡の英文法・語法ULTIMATE究極の600題』『竹岡の英語長文SUPREMACY至高の20題』(いずれもGakken)など、入試に直結する“本当に必要な力”を磨く参考書を刊行し続けている。
現在、大手予備校講師として教壇に立ちながら竹岡塾を主宰。そして、学研プライムゼミの講師として、全国どこからでも最高の授業を受けられる環境を提供している。
「受験」という荒波の海。この海を渡り切る“最強の水先案内人”は、いつでもどこでも手に入る、受講者の最強の武器になるはずだ。

このサイトをSNSでシェアしよう

  • 2026年990円キャンペーン

  • 共通テスト対策

  • 学研推薦・総合ハイクラスゼミ

  • 早割キャンペーン2026