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大学受験勉強法

大学入試の基礎知識

大学への出願方法(インターネットの願書)

学研プライム研究所スタッフ

大学の入試を受けるために提出を求められる書類が「願書」です。願書を大学に提出することが「出願」で、出願に関するさまざまな手続きが「出願手続き」になります。最近は紙の願書に替えて、願書と同様の情報をパソコンで入力して大学に送信する「インターネット出願」を導入する大学が多くなっています。

ここでは、インターネットの願書に入力して出願する方法について説明します。
紙の願書に手書きで出願する方法については、このサイト内の「大学への出願方法(紙の願書)」という記事で説明しています。あわせてそちらもお読みください。

便利なインターネット出願

インターネット出願は願書の請求が不要で、大学の公式サイトの申し込みフォームに必要な情報を入力して送信することで始められます。手書きの願書での手続きと比べて、インターネット出願にはいくつかのメリットがあります。


便利ポイント その1 願書を取り寄せなくてよい

紙の願書は請求から自宅に届くまで数日の時間がかかりますが、インターネット出願では24時間いつでも自由に出願できます。入試が始まった後も、合否状況を確認しながら急きょ併願校を変更する際にも便利です。


便利ポイント その2 記入時に間違えても簡単に修正できる

紙の願書では記入時に間違えたとき、「訂正印を押す」といったルールがあるなど何かと修正に手間がかかりますが、インターネット出願はデジタルの画面上で入力を行うので修正が容易です。


便利ポイント その3 出願や個人情報の履歴が残る

出願後も自分のページに何度もログインできる仕組みになっていることが一般的です。出願状況や自分の個人情報(住所や出身高校など)なども繰り返し確認できます。出願に関しては、通常、受験料が振り込まれる前なら変更が可能です。


便利ポイント その4 割引制度がある

大学によっては、インターネット出願について1回の出願につき5,000円程度の受験料の割引制度がある場合もあります。


便利ポイント その5 受験料の支払い方法も多彩

受験料の支払いは、紙の願書でもコンビニエンスストアでできるなど便利になっていますが、インターネット出願ではクレジットカード決済ができる大学もあり、さらに便利になっています。

インターネット出願の流れ

インターネット出願の大まかなステップは、以下のようになっています。

ステップ1:出願用サイトにアクセスする
ステップ2:出願項目を入力する
ステップ3:受験料を支払う
ステップ4:必要な書類を用意する
ステップ5:書類を大学に郵送する

ここからは、各ステップについて説明します。


ステップ1:出願用サイトにアクセスする

大学の公式サイトから、インターネット出願用サイトにアクセスします。通常、名前や住所などの個人情報を登録して、ログインIDとパスワードを交付してもらい「マイページ」(大学によって名称が異なることも)にログインして手続きを進めることになるでしょう。


ステップ2:出願項目を入力する

サイトの画面の案内にしたがって、志望学部・学科、利用する入試方式と試験日、受験料の支払い方法など、出願に必要な項目を入力します。


ステップ3:受験料を支払う

出願手続き後は、受験料の支払期限が設けられますので、その期限以内に受験料を支払います。


ステップ4:必要な書類を用意する

出願に必要な提出書類を用意します。
インターネット出願とはいえ、書類の郵送が必要だということは頭に入れておきましょう。
書類には、「調査書」や学校推薦型選抜の「推薦書」など高校から入手する書類と、「入学志願書」や「志望理由書」、「自己PR(推薦)書」、「大学入学共通テスト成績請求票」、「受験料振り込みの証明書」など、自分で用意しなければならない書類があります。

高校から取り寄せる調査書などの書類は発行まで時間がかかることがあるので注意しましょう。
自分で用意する書類は、願書として大学から送られてきた書類に大学(募集要項)の指示に従って手書きで記入するものと、受験料振り込みの証明書、資格証明書(英語外部検定利用入試の受験時など)といった、記入はしないけれど準備に手間がかかるものがあります。提出する書類は何かあったときのために、すべてコピーを取っておくことをお忘れなく。


ステップ5:書類を大学に郵送する

大学から指定された提出書類一式がそろったら、大学へ郵送します。
郵送は通常、大学から簡易書留など配達の記録が残る方法で願書を送るように指定されます。普通郵便のようにポストに投函すればよいのではなく、必ず郵便局の窓口で郵送しましょう。

以上のステップで出願手続きは終わりです。
あとは「受験票」が交付され、出願完了となります。

受け取った「受験票」の名前などに間違いがないか確認して、入試本番に臨んでください。

インターネット出願は、ここを注意

写真の扱いと「受験票」の交付

インターネット出願を行う上で、大学によって取り扱い方が異なるので注意しなければいけないのが写真の扱いと「受験票」の交付の方法です。

写真の扱いについてはいくつかのパターンがありますが、およそ以下の3パターンのどれかになるようです。
・最初の「マイページ」登録時(ステップ1)に、写真データも登録する
・大学側からデータで送られてきた「受験票(通常、ステップ4終了後)」をプリントアウトし、その「受験票」に写真を貼りつける
・書類の郵送時(ステップ5)に、写真も送る

「受験票」の交付の方法は、以下のパターンが多いようです。
・「マイページ」上で「受験票」をダウンロードする
ダウンロードした「受験票」にスピード証明写真などで撮影した写真を貼りつけます。
・紙の願書での出願同様、「受験票」が郵送される
このケースは写真を郵送した場合が多いです。出願締め切り日から1週間程度で届くのが一般的で、郵送状況をインターネット出願用サイトで確認し、「受験票が届いていない受験生はご連絡を」などの大学のメッセージを見逃さないように。


やはり募集要項を熟読しよう

「写真はスマートフォンでの撮影でOKなのか?」「受験票の印刷はカラーかモノクロか?」といった細かい疑問は、募集要項やインターネット出願用サイトに明記されていることがほとんどなので、それらをきちんと確認しましょう。

学研プライム研究所スタッフ

学研プライムゼミをはじめとした映像教材を制作しています。難関大受験のための学習法をわかりやすく解説します。

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