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【勝てる学習術】《高2生向け》文系志望「理科基礎」は授業で基礎固めを!

東京大学|Y.S

文系クラスで高2生の皆さん、理科は好きでしょうか? 皆さんにとって、理科系の科目というのはあまり馴染みのないものでしょう。中には、理科がどうしても嫌いだから文系にしたという人もいるかもしれません。しかし受験では、文系だからといって完全にこれらの科目を無視することはできません。とはいえ実際にどれくらい勉強時間を割り振ればいいのか、スケジュール設計に困っている人も少なくないでしょう。今回は、「共通テストだけだから」「社会科目の方が大変すぎて……」と後回しになる前に、どのタイミングから、どれくらいのペースで理科基礎科目の勉強を進めれば良いかお伝えします!

「理科基礎」の勉強は学校の授業を基本に

他の科目の勉強時間を確保することを踏まえると、文系は特に社会、英語、そして数学に力を入れるべきです。したがって、基本的に高2のうちにゴリゴリ理科基礎を勉強する!なんてことはなかなか厳しいだろうと思います。とは言え、そのまま後回しにし続けてしまうと、高3の冬休みに急いで詰め込む、なんてことになりかねません。そこでおすすめなのは、高2の間に授業や定期試験を利用して最低限の基礎を固めておくことです。学校によるとは思いますが、授業で理科基礎を扱ってくれる場合も多いと思います。また、演習を行なってくれる先生もいるかと思います。そうした機会を有効活用して、自習時間は他科目の勉強に回すと、時間を効率的に活用することができると思います。理科基礎、中でも特に物理基礎・化学基礎は、覚えないといけないことが比較的少なく、最低限の基礎を固めてしまえば、あとは高3秋ごろから共通テスト対策を本格化させれば問題なく高得点が狙えます

長期休みで一気に基礎固めするのも効果的

それでも心配な人は、長期休みに一気に基礎固めをしてしまいましょう。覚えるべきことは他教科に比べると非常に少ないので、短い期間で効率的にこなしてしまった方が良いです。その際も、知識のインプットを頑張るというよりは演習に力を入れて、なるべく短期間で全範囲をこなすようにしてください。各科目の基本的な事項が頭に入ったら、あとはひたすら演習を繰り返してそれを定着させるというのが有効です。時間が経って忘れてしまったように感じても、一度演習を繰り返して定着させた内容は比較的楽に思い出すことができます。そのため、ここで基礎固めを整えておけば、入試直前期の勉強を効率よく行うことができます

いずれにしても文系の理科基礎は、高得点が取れて当たり前、しかし対策時間がなかなか取れない、という厄介な科目です。少ない時間を有効活用して、得点を最大化することを心がけてください!

東京大学|Y.S

東京大学法学部に在学しています。入学年度は2019年度です。少しでも早く一歩を踏み出し、継続して努力する皆さんを応援します。

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