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〈小論文の基本のき〉Vol.6 説得力のある文章とは?

学研のプライム講座・小論文講座担当“ドラゴン先生”

小論文対策っていったい何から始めたらいいの?「小論文の基本のき」では、そんな初心者の素朴な疑問から解説します。推薦入試で必要な小論文の書き方のコツをつかんで、志望大学合格を目指しましょう!

読み手を納得させる小論文を書こう

今回は小論文をどう書いていけばよいかについて、2つの例文を見ながらお話ししましょう。

文章A
 インフルエンザが流行してしまい、近所の杉村病院では先生も看護師さんもたいへん苦労したらしい。私たちは先生たちの苦労を思いやって助け合わなければならない。

Aの例文では、「杉村病院」の厳しい現実に同情していることは伝わります。しかし、他の病院はどうでしょう。また「助け合わなければ」と書かれていますが、具体的にどうすればよいのでしょうか。

文章B
 コロナなどの疫病が流行すると、患者が一つの施設に一時期に殺到するために医療現場が大変逼迫してしまう。我々は医療施設にすべてを任せるだけではなく、病院、地域の保健所、家庭を連携させ、効率的に役割分担をするべきだ。そうすることで、手の足りない医療施設の問題を解決し、同時に素早い治療体制を作ることができると考える。

こちらの文章では、「医療現場」の逼迫と、問題点が一般化されています。また、「病院、地域の保健所、家庭の連携」と、具体的で一般的な解決法が述べられています。

これが小論文を書く上で重要な、「説得力のある」文章の書き方です。小論文では読み手を納得させるような文章で、自分の考えをしっかり伝えましょう。

ネットやテレビでは毎日、各種のニュースが報道されています。さまざまな出来事に対し、一般的にどんな問題点があるのか、どのように解決していくのかを知ることができます。

また、ニュースを見ていると、現在どのような問題に注目が集まっているのかがわかると同時に、多くの熟語、語句にも触れることができます。そして、日頃から自分はその問題に対してどう思うのかを考えながらニュースに触れましょう。きっと良い小論文を書けるようになります。

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