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医学部英語の対策は特別? 受験生が誤解しやすいポイント

英語|竹岡広信先生

2026/3/24

こんにちは。学研プライムゼミの竹岡広信です。
今回は「医学部の英語」についてお話しします。

医学部受験というと、特別な英語対策が必要だと思っている人が多いのですが、実はそこには少し誤解があります。

まず、気をつけてほしいことがあります。
それは、「医学部」という言葉に惑わされないことです。

受験業界では、「医学部」と名前がつくと人が集まります。
つまり、それだけでビジネスになるわけです。

そのため「医学部のための英単語」「医学部専用の英語」といった教材をよく見かけます。

しかし、ここで一度考えてみてください。
法学部を受験する人が、法律用語をすべて英語で覚える必要があるでしょうか。
工学部を受験する人が、流体力学の英語を覚える必要があるでしょうか。

普通はありません。

大学はまず、基礎的な学力を求めています。
専門的な用語は、大学に入ってからいくらでも学べます。
ですから、医学部のための英語対策というものは、基本的には必要ありません

例外はあるが、ごく一部

ただし、例外はあります。
一部の私立大学では、医学系の内容がテーマとして出題されることがあります。
英語に関しては、ごくまれな例だと考えてください。

それでも、医学用語そのものを覚えていないと解けないという問題はほとんどありません。
例えば、insomnia(不眠)といった単語が出ることもありますが、一般的な英語力があれば十分対応できます。

国公立大学に関して言えば、医学部志望だとしても特別な英語対策をする必要はほぼないと言ってよいでしょう。

医学部志望者に求められる力

医学部を志望する人には、私はよく厳しいことを言います。

医者というのは、非常に大きな責任を背負う仕事です。
例えば外科手術では、10時間以上立ち続けて手術をすることもあります。
私自身、父が手術を受けたときにそれを目の当たりにしました。

朝手術が始まり、夜になってもまだ続いている。
人の命を預かる仕事というのは、それほど大変なものです。

だからこそ医者には、高い集中力や判断力、そして学力が求められます。
医学部を志望する以上、高い学力を目指してほしいと思っています。

医学部英語の本当の特徴

「医学部の英語」というよりも、実際には大学ごとに出題傾向が大きく違います。

例えば、東京医科歯科大学では、5ページほどの長い英文が出題され、内容に関する設問が20問ほど続きます。
さらに400字程度の要約問題が出ることもあります。

しかしこれは「医学部英語」というよりも、東京医科歯科大学の出題形式です。

また「慶應医学部」「順天堂大学」「東京慈恵会医科大学」など、それぞれの大学で特徴があります。
つまり、医学部英語という一つの型があるわけではありません。

では、医学部志望者は何をすべきでしょうか。

結論はシンプルです。
まずは、普通の英語力をしっかり身につけること
専門用語よりも、単語帳に載っている基本語彙を確実に使えることの方がはるかに大切です。
そのうえで、志望大学の過去問を見て、出題傾向を少し把握しておく。
この順番で十分です。

医学部受験で重要になりやすい問題

医学部入試では、自由英作文の比重が高い大学も少なくありません。
120語程度の英文を書かせる問題が出ることもあります。

ここで大切なのは、ミスなく書ききること

難しい表現を使う必要はありません。正確な英文を書ける力が求められます。

最後にまとめます。

医学部英語対策で大切なことは次の3つです。

・「医学部のための英語」という言葉や教材に惑わされない
・基礎的な英語力を徹底して身につける
・志望大学の出題傾向を確認する

医学部の英語だからといって、特別な勉強が必要なわけではありません。
まずは、東大レベルを目指すような基本的な英語力をしっかり身につけること。
それが医学部合格への一番の近道です。

以上です。

※この記事は下記動画をもとに、プライムゼミ編集部が再構成したものです。

学研プライムゼミ英語講師|竹岡広信先生

受験英語界屈指の人気講師。多くの東大合格者から厚い信頼を集め、東大英語はもちろん、共通テスト英語対策や英作文講座でも「視界が開けた」「伸び方が変わった」と高い評価を集めている。
授業の核にあるのは小手先のテクニックではなく、「英語ができるようになる学び方」そのもの。単語学習では“音”を手がかりにイメージで定着させるなど、理解と暗記を両立させるアプローチで、学習を「やらされる暗記」から「伸びる実感」へと切り替えていく。
この画期的な指導メソッドへの評価は極めて高く、漫画『ドラゴン桜』制作時の東大合格者アンケートでも「最も支持する英語教師」に選出。作中の名物講師のモデルとして、そのアプローチが採用された。
さらに、漫画のモデルにとどまらず、竹岡先生本人もNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」で特集されるなど、その熱い指導ぶりは広く知られている。

著書も多数。ベストセラー『ドラゴン・イングリッシュ基本英文100』(講談社)をはじめ、『竹岡の英文法・語法ULTIMATE究極の600題』『竹岡の英語長文SUPREMACY至高の20題』(いずれもGakken)など、入試に直結する“本当に必要な力”を磨く参考書を刊行し続けている。
現在、大手予備校講師として教壇に立ちながら竹岡塾を主宰。そして、学研プライムゼミの講師として、全国どこからでも最高の授業を受けられる環境を提供している。
「受験」という荒波の海。この海を渡り切る“最強の水先案内人”は、いつでもどこでも手に入る、受講者の最強の武器になるはずだ。

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