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【勝てる学習術】数学の計算ミスを減らすには?

東京大学|A.I

一生懸命問題を解いた後に解答を見ると、「あ、計算ミスさえしなければ!」。こういう思いをしたことない人はいないと思います。問題の解き方はあっているのに計算ミスで間違えてしまって、得点がゼロになってしまった経験をしたことある人も多いと思います。

「自分は不注意な人間だから仕方ない」「そのうち計算ミスはなくなるだろう」。こう思いがちだと思いますが、計算ミスは自分の努力で減らすことができます。

今回は私なりの計算ミスの減らし方をお教えします。皆さんも勉強に取り入れてみてください。

途中式・筆算をきれいに書く

計算ミスを減らすには、当たり前で簡単に聞こえるかもしれませんが、途中式・筆算をきれいに丁寧に書きましょう。私は小学生の時にそろばんを習っていたので自分の暗算能力を過信して、筆算や途中式を全く書きませんでした。そして計算ミスが絶えませんでした。

まず第一歩として、きちんと書きましょう。日頃の勉強の時は手元に計算用紙を用意しましょう。模試の時は問題用紙の中から書き込みをできるスペースを少しでも見つけましょう。私は当時の先生にこの注意を散々受けて、途中式・筆算を書くようにしました。しかもきれいに書くようにしました。
1と7が見分けづらい人いませんか? 小数点をきちんと打たない人いませんか? 筆算の繰り上がりを書くスペースもないほど小さくごにょごにょと筆算をしている人いませんか?

きれいに書いてみましょう。それだけでも計算ミスはぐっと減るはずです。

どこで計算ミスを犯しやすいかを見つける

次のステップは、どこで、もしくは何で計算ミスをしやすいかを見つけ出して知ることです。ここで前提になってくるのが先ほどのアドバイス・「途中式・筆算をきれいに書く」です。このファーストステップをしっかり守っていれば、自分の答えと解答が一致しないときに、自分の思考回路をしっかり後から確認できますよね。

もし当時の私のように何も書かないと、自分の答えと解答解説を見比べても自分がどこで間違えたのか、どの計算を間違えたのか、これがわかりません。そうすると全く復習ができません。これは問題をせっかく解いたのにもったいないことです。効果的に復習するためにも、きちんと途中式・筆算をきれいに書き、後でそれを解答解説と見比べて、自分がどの部分で計算ミスを犯したかを確認してください。

計算ミスのたびにこの作業をしていくと、気づきを得ると思います。その気づきというのは、自分の計算ミスには傾向があるということです。毎回計算ミスをするところは似ているのではないでしょうか? 例えば、繰り上がりの計算に弱い。円周率の計算を間違えやすい。はたまた模試の最後の方になると集中力が切れてしまうからミスが多発するなど。

自分の傾向を見つけたらもう心配することはありません。あとはそれに気を付けるのみです。日頃の勉強の時からこれを意識して問題を解いていけば、そのうちそのミスは減ってくるでしょう。

以上、計算ミスの減らし方のアドバイスでした。少しでも皆さんのもったいないミスが減って、テストで1,2点でも多く点を獲得できるようになることを祈ります。

東京大学|A.I

東京大学法学部に在学しております。入学年度は2018年度です。みなさんが少しでも受験を楽しく乗り越えられるようにアドバイスをしたいです。

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