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【勝てる学習術】化学基礎は「問題演習」で効率的に対策を!

東京大学|A.I

「化学基礎」は、十分に勉強できている人は少ないかもしれませんが、勉強すれば満点をとれる科目です。不可能な話ではありませんので、どうせなら満点を目指してください。少しでもアドバンテージになるなら、勉強する価値はあると思います。

ここでは、化学基礎対策での「問題演習」の重要性についてお話ししたいと思います。

問題演習で確認しながら知識を着実に身につけよう!

これは化学基礎に限った話ではないと思いますが、問題演習は大事です。教科書とにらめっこばかりの勉強はしていませんか? もちろんそういう勉強も大事で、まずは教科書の内容を覚えないと何もできません。ですが、教科書の内容を正確に覚えられたかどうかは、問題演習で確かめるしかありません。

私を含め、皆さん人間ですから、誤ったまま覚えることや、覚えたつもりでも全然覚えていないことあるでしょう。そこで、問題演習を通じてそこを洗い出し、自分は何を覚えていて、何を覚えていないのかを把握します。そして、覚えていないところが出てきたら、もう一度教科書に戻って覚えなおしましょう。覚えづらいことを覚えるためには、例えば2日に1回、寝る前にその箇所を読むなどの工夫が必要です。こうして覚える作業を日頃の習慣に組み込んで覚えてください。

しばらく経ったら、また同じ問題を解いてみてください。前回できなかったところはできるようになっていますか? それともまだできないままですか? もしまだできなかったら、できるようになるための努力が足りないかもしれません。こういう風に、自分の努力のやり方が正しいかどうかも分かるので、繰り返し同じ問題を解いてみてください。

問題演習で傾向をつかんで効率的に勉強しよう!

問題演習をすることは、勉強を効率的に進めることにも役立ちます。
化学基礎はいくら選択科目とはいえ、教科書の分量はそれなりにありますよね。全部を完璧に覚えているのがベストではありますが、たくさんの分量の中には頻出事項もそうでない事項も含まれています。頻出事項は早く、そして正確に覚えた方がいいですし、一度も出たことがないところならそこまで重要ではないかもしれません。つまり、すべての内容が同等の重要性を持つわけではないので、メリハリをつけて覚えた方がいいわけです。

この時に役立つのは問題演習です。問題演習をする中で「この問題よく出るな」「このパターン頻出だな」など感じることがあると思います。こうして、どこが出やすいかというのが問題演習を通じて見えてきます

全く出ない範囲の勉強に1時間使うのではなく、2年に1回で必ず聞かれる内容を1時間勉強した方がお得で、効率的ですよね。受験までの時間は有限ですし、化学基礎だけ完璧にしても意味はないですし、皆さんにはそういう効率を考えた勉強をしてほしいです。

「化学基礎は満点をとれる」と最初に書きましたが、満点を目指すにしても、努力は最小限にしたいところです。それで残っている時間を英数国などに回した方が、全体の戦略としては賢いと思います。したがって、化学基礎は問題演習を上手に利用しながら効率的に勉強して、満点が取れるレベルを目指しましょう。

東京大学|A.I

東京大学法学部に在学しています。入学年度は2018年度です。みなさんが少しでも受験を楽しく乗り越えられるようにアドバイスをしたいです。

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