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【勝てる学習術】文系「数学」の入試までの対策スケジュール&戦略

東京大学|R.S

受験生の皆さん、数学の勉強の進捗はいかがでしょうか。今回は文系の受験生向けに、数学について入試本番までの対策スケジュールと戦略について紹介します。

問題集→夏に苦手克服→秋から実戦演習

数学の入試本番までの基本的な対策スケジュールは、他の科目と変わりません。夏までは基礎を固めて、秋以降は過去問を中心とした問題演習をしましょう。

志望大学によって最終的な達成目標が異なってくるので一概には言えませんが、夏休み前までには自分が今使っている問題集(全範囲を網羅できるもの)を完璧にやり込みましょう。もう少し勉強が進んでいる人は、過去問演習への架け橋となるようなレベルの問題集を済ませておくと楽になります。

夏休みは苦手分野の克服に時間を注ぎ、それ以降は志望大学の過去問をメインに据えて勉強を進めましょう。ダラダラと解くのではなく、しっかり本番と同じように時間を測って、実戦形式で取り組みましょう。「過去問を解く」→「解けなかった分野を補強する」というサイクルをひたすら繰り返しましょう。

固めるべき分野を対策、そのほかは過去問で

数学の全分野完璧にすることができるのであれば、もちろんそれが一番いいと思います。けど、大体の人、特に現役生や数学が苦手な人は、それが完了する前に本番を迎えてしまいます。ですから過去問を10年分から20年分ほど集めて頻出の分野を洗い出しましょう。

数学Ⅰ・A、数学Ⅱ・Bの分野でまず固めるべき分野として挙げられるのは、「二次関数」「場合の数・確率」「微分・積分」でしょう。苦手な人はこの分野を対策したら、あとは過去問だけ解いて、他の教科の対策に時間を割くといいと思います。

数学の優先順位は人それぞれ違います。数学でどれくらいの点数を取りたいのか、他の教科との勉強バランスはどうなのか、それによって人により数学に対してするべき対策は違ってきます。対策方法についてアドバイスを受けたり、ネットや本で調べたりすることもできますが、その情報を吟味して最終的にどうするのかを判断するのは、みなさん自身ということを忘れないようにしてください。ほとんどの人にとって受験しなければいけない科目は数学だけでありません。全体のバランスと本番までの残りの時間を勘案して、自分がどうすべきかしっかり考えましょう。

東京大学|R.S

東京大学経済学部に2021年4月から復学しました。中学からの苦手科目を高校で得意科目に変えた経験や、公立中高から東大に現役で合格した経験をベースに、皆さんにとって有益な情報をお届けします。

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