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【勝てる学習術】英語表論文の長文読解は論理的に文意をつかもう!

東京大学|A.I

今回は英語の長文読解、なかでも小説ではなく評論のような長文の読解に焦点を当てたいと思います。

評論、つまり何か伝えたい主張がしっかりと存在する少しアカデミックな文章です。アカデミックで自分のよく知らない分野の話なのでなんとなく字面だけ追って何を伝えたいのかわからないまま読み終えてしまう、なんて経験ありませんか?
そういった文章にも読むコツがあります。ここでは、文章をロジカルに読めば英語の慣れない文章でも読めるということをお伝えしますね。

文章の構造を意識してロジカルに読む

構造を意識してロジカルに読む、この注意は、現代文の長文対策でも同じことを聞いたと思う人もいるかもしれません。でも、日本語の長文で注意されたことは英語の長文にも通用するものがあると思いませんか? 言語は違っても「読者に何か伝えたいことがあって書かれた文章」であることには変わりないですし、問題の出題者が「ここは受験生に解かせたい」と思って引っ張ってきた文章であることも変わりがないです。
つまり、その出題箇所は「ロジカルに読める構造」になっているから出題者によって選ばれたのです。なので、英語の文章もロジカルに読んでみましょう。

ここで、ロジカルに読むべきなのはわかったけれど、具体的にどうすればいいのかピンとこない、という人は大勢いるでしょう。ずばり言えば、その文章全体、細かく言えばその段落が、どういう論理展開をしているのかに注意しながら読むということです。
例えば、ある文章の論理展開を見てみると、1段落目は疑問提起や導入、2段落目ではAとBの対立、3段落目ではAとBの類似点を書き、4段落目ではAについて詳しく掘り下げ、最後の5段落目で結論として「Aの方が優れている」と締めくくられている、といったように見ることができます。当たり前かもしれませんが、こういった話の流れを、論理的にしっかりつかみながら読んでください。字面だけ追ってしまう人というのは、意外とこれをしていないのです。
また、1つの段落の中でも同様に、1文1文の論理の流れがあります。例えば、1文目でテーマを述べ、2文目でAとBの違いを社会学的観点から検討し、3文目でその根拠を述べ、4文目で心理学的観点から……、などです。1つ1つの文章に無駄はないので、その文章が果たしている役割をしっかり見つけましょう。

「ディスコースマーカー」で論理展開をつかむ

では、英語の文章でどうやってその論理の展開をつかんでいくかというと、まず大きな助けとなるのが「ディスコースマーカー」。文章の中からこれを発見することです。ディスコースマーカー(話の標識)とは後に続く文章内容の展開の方向性を示す語句のことで、具体的には but, however, therefore, as a result などです。
文章を読みながらこのディスコースマーカーに〇などのしるしをつけていってください。そうすると、「as a result の前後で原因と結果が示されているな」とか、「whereasの前後で二者の対立構造が見られるな」とか、論理がはっきりと見えてきます。つまり、ディスコースマーカーとなる語句の意味をしっかり覚えれば、論理展開をつかむのが簡単になります!
英語の文章は日本語の文章よりも文法的にきちんとしていて、導入⇒内容⇒結論の順番がしっかりしていると一般的に言われます。なので、慣れてくれば英語の文章を読むほうが、文章の意図をつかむのが日本語の文章より楽になるかもしれません。

ここまでの話で理解しておきたいのは、英語の長文と言えど、現代文の文章を読むときと注意することは一緒だということ。英語長文も、話の流れを論理的にしっかり確認しながら読み進めてください。初めは読むのに長い時間かかるかもしれませんが、この読み方を繰り返しているうちにそのうち慣れて、早く読めるようになってくると思います。


東京大学|A.I

東京大学法学部に在学しております。入学年度は2018年度です。みなさんが少しでも受験を楽しく乗り越えられるようにアドバイスをしたいです。

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