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目次
●各科目の特徴や傾向と対策
英語 数学 現代文 物理 化学
●京大生が語る勉強法
竹岡広信先生が特徴や傾向と対策を伝授!
ここ数年はⅠ.Ⅱが英文解釈,Ⅲが和文英訳,Ⅳが条件英作文という4問構成で定着している。配点はⅠ.Ⅱが各50点,Ⅲ,Ⅳが各25点の合計150点(教育学部,工学部,薬学部,などは200点換算,医学部[医学科]は300点満点換算)である。英文の分量はⅠ.Ⅱの合計で960~1200wordsである。Ⅲは本格的な和文英訳で,Ⅳは,条件英作文である。試験時間は150分なので,Ⅰ,Ⅱに100分,Ⅲ,Ⅳに50分が標準的な時間配分である。
①科学的論説文(たとえば「鉄砲魚がどのように獲物を捕まえるか」など)を読ませ,文字情報から具体的イメージを膨らませて,それを適切な和文で表現する問題。②文系的論説文(たとえば人生哲学,歴史など)を読ませ,英文の論理を追い,全体像を掴んだ上で,それを適切な和文で表現する問題。英作文は,普通の書物に出てきそうなこなれた文体の随筆的な文が多く,直訳や逐語訳が困難な問題が多い。
①語彙:文脈に即した訳語が要求される(equipment「知識」など)。1語1訳での丸暗記は避け各語の多義性を確認する。②構文:語句同士のつながり,修飾関係,倒置などの変則的な文構造などに注意して精読する力をつける。たとえ下線部訳でも全体を俯瞰する問題が出題されるので常に全体像を意識した読解をすること。英作文は使いこなせる表現と構文をできる限り増やすこと。条件英作文は,条件を厳格に守りかける範囲の英語でかくこと。
小山功先生が特徴や傾向と対策を伝授!
文系は5題で120分、理系は6題で150分の論述形式である。毎年のように図形、確率、整数、微積分が出題され、理系では近年特に数学Ⅲの出題が増えている。小問の出題も多少増えてきているが、基本的には小問がつかない出題のほうが多く、解答の道筋を最初から最後まで積み上げられるかが問われている。他大学に比べて一問当たりの計算量が少ないことが多いので、特に方針の選択が鍵となる。また、何年かで一通りの分野が出題されるという傾向もあるため、教科書で言うところの隅の方の内容であっても無視しないようにして、分野に偏りがないように勉強しておきたい。昔に比べれば割合は減ってはいるが、毎年のように証明や論証を問う問題が出題されている。難しい問題も出るが、すべての問題が難しいわけではないので、問題の難易度を判定できるよう練習しておくことも大切である。
頻出の分野・テーマを中心に、基本事項やよく用いる考え方などを習得しておく必要がある。方針の選択が鍵になることが多いため、一つの問題に対して複数の解法が考えられないかを意識し、方針の選択理由にも注意を払いたい。方針だけわかっても正答できなければ点にならないので、日頃から手を動かして最後の答えまで導くようにしよう。また、証明問題も多いため、数学的な内容を日本語を用いて正しく説明する能力も鍛えたい。
池上和裕先生が特徴や傾向と対策を伝授!
京都大学の国語の試験問題は、文系・理系ともに大問3問で構成されている。現代文からの出題は第1問と第2問で、第1問は文科・理科の両方で共通の文章から出題されるが、設問数が文系と理系では異なる。第2問は文系と理系で別の文章からの出題となっている。国語全体の制限時間は、文系が120分、理系が90分となっており、文系は第1問と第2問を各40〜45分で、理系は第1問を30〜35分で、第2問を25〜30分で解くことが求められる。
設問は全て記述式であり、縦140㎜・横10㎜の2行〜5行の解答枠が各設問に用意されている。漢字の問題は2016年を最後に出題されていない。第1問は文系が5問、理系が4問で構成されており、理系の4問は文系と同じ問題である。第2問は文系が5問、理系が3問で構成されている。出題される文章は評論と随筆が基本となるが、稀に小説からも主題される。
京大が発表している国語の出題方針は「日本語の文章の論理や論旨、あるいは作者の心情や表現の意図を、的確に理解し、自らの言葉で論理的にその理解を表現できることを評価します」とある。京大や共通テスト(旧センター試験も含む)の過去問題を利用し、本文の論旨展開を把握し、設問要求に対応した解答を作成する練習を積み重ねてもらいたい。共通テストの過去問を利用する際には、選択肢に頼るのではなく、記述式で解答を作成するとよい。
高井隼人先生が特徴や傾向と対策を伝授!
理科は2科目180分、物理は3問からなるため1問あたり平均30分で解く。問題文は空所補充になっており、1問につき10問程度の空欄がある。途中または最後に、論述問題やグラフ描図問題がある。他大学に比べて問題文が非常に長い。難易度は数年ごとに大きく変化する。空所補充形式を利用して、高校物理の範囲を超えるテーマが出されることもある。もちろん、問題自体は高校物理の範囲で解けるようになっているが、他大学には見られないユニークさがある。微分方程式や微小量の近似計算、総和計算が扱われることが非常に多い。出題分野は第1問が力学、第2問が電磁気のことが多く、第3問は熱力学・波動・原子物理のいずれかから出題される。
見慣れない設定やテーマが登場し、即座に状況をイメージすることが難しいこともあるため、問題文を速く正確に読む練習が必要である。誘導にスムーズに乗るためには、問題文全体を俯瞰しながら解き進めることを心がけよう。具体的には、問題文は段落ごとにまとめて読んでから解くようにするとよい。また、計算量が多いため、普段から複雑な計算に屈することなく取り組むようにしたい。
山下如寿先生が特徴や傾向と対策を伝授!
京大化学の問題は、Ⅰ~Ⅳの大問4問が毎年出題されている。大問それぞれ長文で構成されていることが多く、まず、文章の内容を確実に把握する能力が必要である。大問4問のうち半分は、理論・無機分野から、残り半分が有機分野から出題され、他大学と比べて、有機分野の比率が大きいのが特徴である。近年、問題の難度(難解度?)はさらに高くなっており、理科2科目で180分の時間が与えられているのだが、時間内に全ての問題を解くのは難しくなってきている。また、必ず記述問題も出題されている。 出題内容を詳しく見ると、Ⅰ,Ⅱでは無機化学をベースに構造論(原子の構造~結合~結晶)、酸塩基、酸化還元、気体計算、反応速度、化学平衡などの内容を絡め、かつ、必ず複雑な計算処理を要する問が出題されている。Ⅲでは有機化合物の構造決定問題がほぼ毎年出題されている。Ⅳは天然有機物もしくは合成高分子に関する問題である。
近年難易度を増している京大化学には、「化学=暗記科目」と考えている受験生では太刀打ちできない。まず、物質を原子レベルからしっかり理解した上で、熱化学・化学平衡などにより化学反応が起こる原因を考察できる能力を身につけることが必要である。さらに、「出題の特徴と傾向」に記した理論・無機化学の各分野および、有機化学(異性体~脂肪族~芳香族)、天然有機物~合成高分子について抜かりなく勉強しておこう。
この講座で学んでよかったと思ったことは、自分が知りたいと思うことに限定して学んだり、苦手な箇所を何度も見直して定着させたりして、世界史を全体的に捉える力が向上したことです。学校の授業では得ることのできない視点が得られ、多角的な学習に役立ったと思います。
また、映像授業なので自分の好きな時に授業を見れるほか、何度も見直したり、必要でないと感じる箇所は早送りしたりと自分の好きなように活用することができました。
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「学研プライムゼミ」を活用するには、予習を必ずすること。ただ講義を聞くだけでは実力がつかず、やはり自分で考えて答えを出すプロセスが必要だと思います。予習をする時は時間をかけてでも答えが出るまで考えるようにしていました。復習の際は効率化のために解けなかった問題だけを解き直しました。コロナの影響で予備校に通うことができなかったため、自宅で質の高い授業を受けることができたことは、映像授業があって良かったと思います。
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