英語の共通テスト対策
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竹岡広信先生が読み解く“英語の共通テストはこうなる”
共通テストの英語は何が変わる?
共通テストの英語のリーディングとリスニングの試験時間と配点
大学入学共通テスト(以下、共通テスト)の英語の試験時間はセンター試験と変わらず、リーディングが80分でリスニングが60分(うち解答時間は30分)となっています。
一方で、リーディングとリスニングの配点はセンター試験から大きく変わります。
英語の配点比率は大学によって異なるものの、センター試験ではリーディングとリスニングで4:1とする大学がほとんどでしたが、共通テストでは1:1とリスニングの配点比率を上げる大学が増加する見込みです。
「英語を読み理解する力」「英語を聴き理解する力」が問われる
共通テストでは、「英語を読み理解する力」「英語を聴き理解する力」が問われます。
日常的な英文のほか、やや硬めのエッセイ・評論文など多岐にわたり出題されるでしょう。リスニングも会話形式、図表を用いたもの、講義形式のものまで様々な形で出てくると考えられます。

共通テストの英語はどんな問題が出題される?
「全体をしっかり読めて(聴けて)いないと解けない設問」が増加します。
1つのパラグラフだけみて1問解くといった類いの、「木を見て森を見ず」のような読み方では太刀打ちできないような問題が多く出される可能性が高いです。
また、正解の選択肢は「本文の見事な言い換え」となっており、英文がしっかり読めていないと正解に至ることができないでしょう。
センター試験と共通テストの違いは?
英語の共通テストの攻略ポイント
良質なセンター試験の過去問を解くべし!!
共通テストが求める力はセンター試験と本質的に変わりません。
表面的な違いはあるでしょうが、「しっかり読めていれば解ける」ことに変わりはありません。
いたずらに「出題傾向」に影響され、巷の「予想問題」などを解く暇があるなら、良質なセンター試験の過去問題を解くべきです。
センター試験問題作成部会の委員の「センター試験は文化遺産だ」という言葉は、まさしく名言です。

試行調査の問題で新しい形式に慣れよう!
英語力を身につけることが最優先ですが、共通テストならではの形式に慣れておくことは決して悪いことではありません。
共通テストに先がけ、すでに試行調査(プレテスト)が2 回実施されており、出題内容が公表されています。
試行調査の問題を解いて、新しい形式の出題に慣れておくと良いでしょう。
特に英語は時間配分を間違うと終わらなくなるので、英文の長さの感覚だけは把握しておきましょう。
長文を読む、長文を聴く訓練をしておく
筆記試験はすべて「読解試験」です。
よって、パラグラフごとにその要旨を簡潔にメモしながら読み進める訓練を常にすべきでしょう。
「共通テスト」のための特別な対策というよりも、日々多くの英文に接し、語彙を増やし、読むスピードを上げていくことが肝心です。
「リスニング試験」は、まとまった英文を聴いて「何が言いたいのか」をつかむ訓練をしておくべきです。
英語 竹岡先生の共通テスト対策講座はココがすごい!
「おかしな新作」より「良質な過去問題」を大切に!
共通テスト対策講座は、センター試験の過去問から読解力の土台作りに適した良問を選定し、演習を通じて読む力・解く力が身につけられる講座になっています。
「おかしな新作」より「良質な過去問題」はどの教科でも共通の鉄則だと思います。
そしてその良質な過去問を「どのように攻略するのか」を丁寧に解説していきます。
読解の基礎から学べる「練成ユニット」と入試実戦力を鍛える「実戦ユニット」を続けて受講し、共通テストで高得点を目指してほしいと思います。
英語の共通テストのまとめ
共通テストの英語は、センター試験と比較してリスニングの配点が高くなります。
また、問題を解くうえで、英語を読んで理解する力と英語を聴いて理解する力がより問われるようになり、全体をしっかり読めて(聴けて)いないと解けない設問が増加します。
これらをふまえた上で英語の共通テストを攻略するには、まず、良質なセンター試験の過去問にしっかり取り組むことで、英語の読解力の土台を身につけることが最優先となります。
そのうえで試行調査の問題で新しい形式に慣れておくとともに、長文を読む、長文を聴く訓練に取り組みましょう。
それぞれの科目別共通テストのポイントについては、下記のページからご覧いただけます。